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検査をしても異常ナシ…辛すぎる喉の違和感は「ヒステリー球」かも!?

空気の乾燥が気になる季節。お肌やヘアの保湿ケアはもちろん、喉の乾燥予防にとマスクや加湿器を使用している人もいることでしょう。

でも、アレコレと対策をしているのに、“喉のイガイガ”“何か常に絡んでいるような違和感”に悩まされている方はいませんか? ひどい人は話す度に咳が出てフラフラになっていたり……。 実は、男性より女性がかかりやすく、アラサー世代からリスクの高くなる喉の病気があるんです。

喉の違和感に悩んでいる家族や友人・同僚ももしかしたらこの病気かもしれません。

 

30代から増える「咽喉頭異常感症」

『咽喉頭異常感症』ってあまり聞いたことがないかもしれないこの病名。実は近年、30代~50代の女性に増えているのです。

症状としては喉のイガイガや圧迫感、何かが喉に絡んでいるような違和感、喉が詰まっているような閉塞感などがあります。こういった症状は花粉症や副鼻腔炎、喉にできる悪性腫瘍や良性腫瘍でもみられるのですが、耳鼻咽喉科でいろいろ検査をしても異常が見つからない場合『咽喉頭異常感症』と診断されます。

 

原因はストレス!?

咽喉頭異常感症は心理的要因が大きいといわれています。例えば、風邪をひいた時に喉にイガイガを感じたり、食事の時に何かひっかかったような感じがして気になり始めたのをきっかけに、喉に意識が集中してその事ばかり考えてしまう。考えれば考えるほど喉の違和感を強く感じてしまうというもの。

また、ストレスが引き金となって症状が出始める人も少なくありません。

 

どんな人がなりやすい?

30代から50代の女性に多く、同年代の男性と比べると約2倍も罹患者がいると言う報告もあるのだとか。また、咽喉頭異常感症は心療内科では『ヒステリー球』とも呼ばれ、神経質な人に多いという傾向も。

さらに、咽頭ガン経験のある家族がいて「もしかして自分も……」とガンに対して強い恐怖感を持っている人や、潜在的に強い不安感を持っている人にも多くみられるようです。

他にも自律神経失調症や不安障害、心身症などの疾患のある人にも、この症状を訴える人が多いのですが、アレルギーが関与しているという説もあります。

 

30代後半は「卵巣」の曲がり角!?

女性は30代半ばころから、加齢による卵巣の機能低下が始まるため、ホルモンバランスが乱れやすく、早い人では“プチ更年期障害”のような症状を訴える人も。

この時期になるとちょっとしたことでも不安を感じたり、イライラしたりすることもあります。ただでさえ仕事に家事に育児にと忙しい毎日でストレスがたまっているところに、ホルモンバランスの乱れが重なることで、より大きなストレスになりこの年代の女性の咽喉頭異常感症が増えているとみられています。

 

入念なお肌のお手入れも、バランスのとれた食生活も、質の良い睡眠も健康やキレイにもちろん大切です。しかし、あまりに“完璧”を目指し過ぎて、それがストレスとなってしまっては“過ぎたるは及ばざるがごとし”。

健康的にイキイキと暮らすには息の抜きどころも押さえておくのが本当のイイ女のポイントといえるでしょう。

(トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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佐々木 さゆり
健康管理士/心理カウンセラーなど
長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」
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