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【鍼灸師が教える】東洋医学的にはコレ!「秋のどんより不調」を予防する3つの食べ物

食べ物がとっても美味しい“食欲の秋”。昔の人は、秋のあとにやってくる寒~い冬に備えて、たくさん食べて脂肪を増やし体を大きくして冬の寒さをしのいだと言われています。その証拠に「五臓六腑に染み渡る」という“ことわざ”を聞いたことがありませんか? 五臓六腑とは、伝統中国医学(漢方)においていう五つの内臓と六つのはらわたのこと。

東洋医学の五行説では五季(季節)は “春・夏・長夏・秋・冬”となりこの順に五臓では“肝・心・脾・肺・腎(かん・しん・ひ・はい・じん)”、そして六腑は“胆・小腸・胃・大腸・膀胱(たん・しょうちょう・い・だいちょう・ぼうこう)”、これに“三焦(さんしょう)”が加わります。

五行説によると、秋は“肺”や“大腸”に気を付けるべきだと言うことです。これは「寒暖の差が激しくなって咳込んだりして結果、肺に病変が現れやすいということ」と、「たくさんものを食べて腸に負担がかかって便秘や下痢にご注意」という意味ととれます。

そこで今回は鍼灸師である筆者が、鍼灸師目線で、秋不調になりやすい“肺や大腸の機能低下”を予防してくれる食べ物をご紹介します。

 

■1:肺の機能を高め整腸作用も期待できる「くるみ」

“くるみ”には肺の機能を高めて精力もつき、腸を潤して便秘も解消する働きがあります。ただ、油分が多いため下痢をしやすい人は量を控えて摂取することをおすすめします。

くるみにはオメガ3などの必須脂肪酸をはじめ、ビタミン、ミネラル類などの栄養成分がバランス良く含まれています。くるみの脂質はリノール酸で、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。ただ、酸化もしやすいため、なるべく長期間放置せずに新鮮なものを食べるようにしましょう。

 

■2:秋の果物といえばコレ!「柿」は抗酸化作用が豊富

柿は熱を鎮め、喉の渇きを解消するとともに、肺も潤して咳を収める効果が期待できます。また、柿に含まれるポリフェノールの一種タンニンが豊富に含まれているため動脈硬化を予防し、高血圧を防いでくれるとも言われているのです。

そのため、もとももと冷え症の人や、腎機能の低下している人は体が冷えてしまうので、あまり摂取しないほうがいいようです。胃腸の弱い人もほどほどに。

また、柿1つに含まれるビタミンCはみかんの2倍含まれているので1日のビタミンを補うことができる上に、お肌の調子を整えるのにも効果的です。さらに、柿の葉は果実以上にビタミンCが含まれるため、葉っぱを乾燥させてお風呂に入れる“柿の葉風呂”は美肌効果も高くオススメです。

 

■3:どんな人にもオススメ!美容効果に優れた「いちじく」

いちじくはペクチンという水溶性の食物繊維が豊富なため整腸作用が高く、便秘には効果的です。また、眼精疲労予防の働きをするポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。

他にも、むくみ解消や胃もたれ、二日酔いなどの消化不良を予防する働きがあるので、女性には嬉しい果物ですね!

 

秋に気をつけたい“臓器の機能低下に効果的な食べ物”を紹介しましたが、適度に運動もするなど、くれぐれも食べ過ぎには十分注意しましょうね。

【著者略歴】

小西みわ・・・鍼灸師。女性専門サロン『美和鍼灸治療院』代表。あらゆる女性の悩みに対応した施術を行う。特に美容に特化した独自のメソッドは評判が高い。せんねん灸セルフケアサポーターとしてお灸の普及活動にも力を入れている。

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※ pilipphoto / Shutterstock