Kirei Style(キレイスタイル)

風邪や花粉症に負けない体に! 食生活を見直し、体を整えたくなる本3冊

季節の変わり目は、体調を崩してしまいがち。まだまだ寒い日が続くので、体の冷えを感じているという人も多いのでは? 花粉症などのアレルギーも、中医学的には体の冷えからくるものだといいます。体を整えるために、基本となるのはやはり毎日の食事。改めて食生活を見直し、風邪や花粉症に負けない体作りをするための、参考になるような本3冊を選んでみました。

体を温め、免疫力をあげる食事
『生きるための料理』たなかれいこ(リトルモア)

自身で畑を耕し、食べ物教室を主宰する料理家・たなかれいこさんが、旬の食材を摂ることで体を温め、免疫力をつける生活を提案する本書。文字だけの潔い表紙に書かれているのは、そんなたなかさんが基本とする7か条。

お腹が空いたときに食べる、塩むすびや葛練りの話に始まり、れんこんやにんじん、大根など身近な食材を使ったシンプルなレシピのほか、簡単なだしのとり方やごはんの炊き方も掲載されています。素材も調味料もそれほど変わったものは使わず、ちょっとしたコツで体を温めてくれる料理になります。なにより美味しそうなので、すぐに作ってみたいと思うレシピばかり。食生活を見直すきっかけにもなり、キッチンに置いてときどき読み返したい一冊です。

配合調味料もレトルト食品も使わない、簡単ごはん
『基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず』すみや角田真秀(マイナビ出版)

さまざまな調味料が巷に溢れるなか、「さしすせそ」の基本調味料だけで、もっとシンプルに料理をしようという、フードユニット「すみや」角田真秀さんによるこの本。

酢味、味噌味、しょうゆ味、塩味とそれぞれの献立例と主菜、副菜のレシピ、鍋のもとやレトルト、すし酢など便利な調味料を使わずにおいしくできるひと皿、手作りの調味料やたれなど、豊富なレシピを掲載。おなじみのメニューがほとんどですが、レシピ通りに作ればきちんと美味しく、新たな発見があること間違いなし。

基本調味料を使いこなすと、調味料を使い切れないといった無駄がないだけでなく、アレンジも簡単になり、食べ疲れせず、健康管理もしやすいのだとか。献立の組み立て方の参考にもなり、普段のごはんづくりが少し楽になりそうです。

お酒とともに楽しむ、薬膳おつまみ
『ほろよい薬膳』鳥海明子(誠文堂新光社)

薬膳料理家の鳥海明子さんによる、薬膳の考えに基づいたおつまみレシピの本。薬膳とお酒、一見すると正反対に思えますが、お酒も適量であれば、心身をリラックスさせて体を温める効果があるそう。薬膳は生薬を使う難しい料理ではなく、季節の恵みを楽しむことが基本。それを組み合わせることで、より心と体の調子を整えられるのだとか。

本書では、春夏秋冬、梅雨と5つの季節、それぞれに起こりやすい症状を改善する、前菜、副菜、主菜、〆、すりながし(スープ)のレシピを掲載。鳥海さんが紹介する薬膳レシピは、「梅しそじゃこの納豆パスタ」や「アボカドの生ハム巻き」など、身近な食材を使い、手軽にできるのが魅力。二日酔い対策レシピやお燗のつけ方、ワインと料理の合わせ方などのコラムもあり、楽しく薬膳を取り入れられる一冊です。

ご紹介した3冊、それぞれアプローチは違いますが、「素材の美味しさを活かして、きちんと料理することで、体調管理をする」ことの大切さを教えてくれている気がします。美味しく食べて、健やかに過ごせるなら何より。これらの本を参考に、食材の選び方や調味料から見直してみては?




(赤木真弓)