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恋や人生が劇的に変わるかも!? 悩める大人女子におすすめの「幸福論」3選

「幸福とは何か?」。多くの学者や思想家たちがこのテーマと向き合い、言葉を尽くして語ってきました。それを記した「幸福論」には難しい内容のものもありますが、思い切って読みはじめてみると、そこには意外と身近に感じられる金言がいっぱい!

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今回はそんな「幸福論」の中から、恋に迷う大人女子にもおすすめの3冊をご紹介します。

■優しさ溢れるヒントが満載
「幸福論」(アラン著/白井健三郎訳/集英社文庫)

フランスの哲学者・アランは、実践的人間哲学の新しいスタイルを作ったと言われている人物。

「実践的人間哲学」なんて難しそうですが…。この「幸福論」は、幸福をテーマとした短いコラムのような文章を集めたもので、意外と読みやすいです。一冊丸ごと読み切る自信がない方は、まず目次の気になった項目だけを読んでみるのもアリ。

「悲しいときは、こんな風にしてみたら?」

「ここをちょっと変えてみたら、幸福が手に入るかもよ?」

そんなヒントをちょっとずつくれるような感じで、とても「優しさ」を感じます。
 
 

■恋愛や結婚、出産など現代の女性も共感できる
「ラッセル幸福論」(ラッセル著/安藤貞雄訳/岩波文庫)

続いては、イギリスの哲学者、バートランド・ラッセルの「幸福論」。

この「幸福論」は二部構成で、第一部が「不幸の原因」、第二部が「幸福をもたらすもの」となっています。幸福論なのに、ほぼ半分が「不幸の話」になっているワケですが、ただ「原因」について語るだけにとどまらず、原因を取り除くためのヒントも丁寧に示してくれます。

また、女性の幸せ・自由などに触れた文章は、現代の日本女性が共感できる部分も多いはず。恋愛や結婚、出産についてもたっぷり書いてあるので、今の自分と重ね合わせながら読める「幸福論」だと思います。

■男性目線だけど清々しい
「私の幸福論」(福田恆存著/ちくま文庫)

最後に紹介するのは、福田恆存(ふくだつねあり)の「私の幸福論」です。

もともと若い女性向け雑誌に連載されていた文章なので、「雑誌のコラム感覚」で読めるというのが大きな魅力。仕事、恋、結婚、家庭など、女性が抱える問題について書かれています。

また、この本の内容が、あくまでも男性である著者の目線で語られているというのもおもしろいところ。著書自身もまえがきで「女性の読者であるあなたがたの耳に、かならずしも快くはひびかない」と書いているのですが、たしかに女性にとっては耳の痛い話もたくさん出てきます。

ちなみに、本編は「美醜について」からスタート。最初から、「耳の痛い話」なのですが、それがかえって清々しいような…。なんとも言えないスッキリ感があります。

今回紹介した3つの「幸福論」。興味がわいたら難しく考えず、本を開いてみてはいかがでしょうか? もしかしたら、恋や仕事、人生そのものを大きく変える言葉に、めぐり合えるかもしれません。
 
 
(森川ほしの)