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とっても前向き! イタリア人に学ぶ「新しいこと」に早くなじむコツ

本格的な春の訪れとともに人の心も開放的になるここイタリア。街のお店やレストラン、カフェも深夜遅くまで開いているところが増えてきました。

(c) naka – Fotolia.com

そんな春先に、カフェでたまたま隣になった人と知り合ったおかげで、転職のチャンスをつかんだ知人がいます。その行動力に、共通の知人たちは拍手喝采していました。

彼だけに限らず、新しい環境や人間関係を求め、その中に素早くなじんでいくのがとても上手なイタリア人を見ていると、まねしてみたいな〜と思うこともしばしばです。

ここでは、そんな彼らがどのように「新しいことになじむコツ」をつかんでいるのかをご紹介します。

■周りを巻き込む
フリーのエンジニアとして働く知人男性は、仕事柄さまざまな国に赴任していました。

言葉も文化も違う環境で働く中とは言え、かけ出しのころは失敗が多かったといいます。新しい環境に早くなじむため、いろんな仕事を引き受けた時期があり、その結果自分のキャパシティをこえ多くの人に迷惑をかけたこともあるそう。

それ以来「今の自分ができること・できないことをきっちり把握するようにしている。自分にできないことがある場合は他の人を推薦し、巻き込んでいく。新しい仕事はみんなで作り上げる、というスタンス」という方針を通しています。

「新しい環境に自分だけ…と思ってしまうと誰でも萎縮し、周りが見えなくなる。ひとりでなんとかしようと思わずに、積極的に他の人の協力を仰いでみるのが成功のコツ」だといいます。

協力してくれた人との新しいつながりをきっかけに、そこから別の仕事に発展することもすくないとか。

■雑談でコミュニケーション作り
転職を重ねキャリアアップしてきた知人女性は、どんな環境に入っても1ヶ月くらいあればとけこめると豪語していました。

コツは雑談することにあり「仕事中はさすがに私語をすることはないけど、コーヒーブレイクのときや昼休みは必ず、同じ場にいる人にちょっとでも声をかける」のが彼女の習慣です。

とは言え「話がややこしくなりがちで、さらっと切りあげられない。場合によっては後味が悪くなることもある」と、恋バナ・テレビの話題・スポーツネタは避けているとか。

短時間に、多くの人といろいろな話をすることで、自分の顔を覚えてもらうだけでなく社内の人間関係や全体像が見え「自分の立ち位置や仕事の進め方の方針を決めやすい」といいます。

そうして知り合った人を新規プロジェクトに推薦したところ、大当たり。取引先から注文が相次ぎ、彼女のその年のボーナス査定はそれまでで一番良かったそうです。

歳を重ねるにつれて、新しい人・モノ・環境へなじみにくくなっていくものですが「新しいことを始めたり、新しい人と知り合うのは誰でも緊張するもの。その緊張をどれだけほぐせるかがキモ」と語る人もいて、イタリアの人たちの前向きさに頭が下がる思いでした。

小さなきっかけを大きな成功へ変えるためにも、新しいことに一歩、二歩と、踏みだしてみてはいかがでしょうか。
 
 
(金丸 標)