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「アンガ-マネジメント」で夫婦のイライラは解消できる!

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夫に「イラッ」とした経験はありませんか? 受け流すことができないほどの怒りを感じたときは、一体どうすればいいのでしょうか。怒りにまかせて思いの丈を言っても、相手に「怒らせちゃった!」と思われるだけで、本当に伝えたいことは伝わっていない…なんてこともありますよね。そんなときは怒りをコントロールして「怒らず伝える」のが効果的。「アンガーマネジメント」と呼ばれるこの手法で、夫婦間のイラっと問題が解決できるかもしれません。

■アンガーマネジメントって何?
アンガーマネジメントは怒りの感情とうまく付き合うプログラムのことで、心理トレーニングのひとつです。身につけると怒りに対してフラットな目線を保つことができるようになります。

また客観的な捉え方や、「相手にどう言えばきちんと心に響くのか」がわかるようになり、自分自身がストレスを抱えることも少なくなります。

■「イラッ」ときたら、相手にどうしてほしかったのかを記録する
怒りを感じてしまうのは、その裏側に「こうしてほしい」という期待が裏切られてしまったことによる残念な気持ちがあるからです。自分が本当はどうして欲しかったのか、怒りを感じた出来事について、まずは記録をしてみましょう。いつどこで何が起こったのかを書き出してみると、具体的なことがわかるようになります。

たとえば「子どもが夫と話したいと眠らずに待っていた。帰ってきた夫は『一体何時まで起きているんだ!』と子どもを叱った」。別の日には「夫が1日中寝ていた。家事をまったく手伝わなかった」など。こんなふうに書き出すと、自分が普段どんなことに怒りを感じているのかが、はっきりします。

実際に私も「怒り」を感じたことを書き出してみると、子どもの教育に口出しされたときに怒りを多く感じることがわかりました。書き出すことのメリットは怒りのパターンがはっきりすることに加えて、記録を読み返すことで別の発見ができることです。

私はこの出来事を読み返すことで「夫は子どもの教育に熱心な人なのかも」と思えるようになり、別の角度から夫の言葉を解釈することができるようになりました。
 
 

■「許せないこと」だけはっきりさせ、どうしてほしいのかを伝える
自分がどんなことに怒りを感じやすいのか具体的になったら、どう相手に配慮しても許せないことだけをはっきりさせます。私の場合は「育児に口出しするのはいい。でも子どもが嫌がることはさせない」ということ。

ただ、そのまま言葉にすると相手がムッとしてしまう場合もありますよね。具体的な言葉で意思をきちんと伝えつつも、相手にも会話のキャッチボールができる余地を残した言い方を心がけましょう。たとえば「夫婦揃って子育てするのはすごくいいことだよね。でも子どもの気持ちは尊重していこう」など…。

自分の本音を、相手が聞き入れやすい言葉に変換するのは面倒かもしれませんが、夫婦間のイラッと問題を解決するには、とても有効です。

アンガーマネジメントは怒りを抑えることではありません。ありのままに受け止めた後で、怒るべきこと、怒る必要のないことを冷静に見極め、怒るべきことは相手に伝わりやすい言葉で伝えます。この流れを繰り返していくことで、自然と怒りを自分の中でコントロールできるようになるのです。

「やってみようかな」と気になった人は、ぜひこの手法で夫婦の間のわだかまりを解消してみてくださいね。
 
 
(すだ あゆみ)