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いよいよ運用スタート! NISAをどう活用するか(普通のママでもできる投資 Vol.20)

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第18回、19回とNISA制度についてお話ししました。
では、この制度をどのように活用していけばよいのでしょう。

■NISA 口座を開設する
まず、NISA専用口座を開設しなければなりません。
金融機関によって扱う商品が違うので、「どこの金融機関で口座を開くか」が重要です。
銀行では上場株式や上場投資信託(ETF)は買えませんので、証券会社がおすすめです。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券なら、手数料が安く、ラインアップが豊富です。

開設するには、

・基準日(平成25年1月1日)時点の住所、氏名および生年月日の記載のある住民票等
・マイナンバーがわかる書類(本人確認書が必要な場合もある)

が必要です。NISAは、1人1口座と決まっているので住民票が必要なのですが、住民票の取得代行をしてくれる金融機関もあります。
開設を希望する金融機関のWebサイトから申込書類の請求ができます。

■いよいよ運用をスタート!
ここで一旦、第15回の「運用をスタートするおさらい」を読んでください。
証券会社が決まったら、いよいよ何を選ぶかという4番目の段階です。
皆さんにおすすめしたいのは、以前ご紹介したインデックスファンドや、より手数料の安い上場型投資信託(ETF)です。

さて、運用する場所(NISA口座)も、運用する商品も決まりました。いつから始めますか?
もう少し勉強してからと思う人も多いのですが、まずはスタートしてみるのがおすすめです。とにかく1万円でも買ってみるとよいでしょう。実際にスタートしてみると、「なんだ、そういうことか!」と、わかることがたくさんあります。

たとえば、毎月1万円ずつ、世界の株式に分散投資をするインデックスファンドを買うことにしましょうか。あるいは、日本の上場株式に分散投資をするインデックスファンドでもよいでしょう。
少しずつ買い増していく中で、ゆっくり自分のポートフォリオ(編集部注:分散投資の際の、資産の組み合わせのこと)を整えていけばよいのです。

まとまったお金がある人は、自分の決めたアセットアロケーション(資産配分)にしたがって、投資信託などのリスク商品と個人向けの変動国債などに分散して一度に投資するのも、もちろん結構です。

■毎月「積立投資」をする
皆さんは、これまでに、お給料から毎月決まった金額を自動的に定期預金で積み立てたり、財形貯蓄をしたりしたことがありますか?
こうした自動積立型の貯蓄は、はじめに手続きさえしておけば、あとは、自動的に口座から引き去れてお金が貯まっていきますよね。
「積立投資」も同じです。毎月、決まった日に、決まった金額が引き落とされて、決まった投資信託を買い付けてくれるのです。

最初に「しくみ」さえつくっておけば、自動的に投資が続けられます。これなら、大きなお金を用意しなくてもすぐに始められますね。なかなか一歩を踏み出せない人にとって、スタートのハードルを下げる方法だと思います。
この「積立投資」には、いくつかメリットがあります。積立投資の詳しい話をする前に、もうひとつ、「積立投資」をするのによい場所がありますので、先にこちらのお話をしましょう。

■とってもお得な個人型確定年金制度
「個人型確定年金制度」という言葉を聞いたことがありますか?
実は大変、税制優遇された制度なのです。NISAは、日本に住んでいる人ならだれでも使える制度ですが、「個人型確定拠出年金制度」は、今のところ、使える人と使えない人がいます。しかし、今後、使える人が増えることが見込まれていますので、ぜひとも知っておいてほしい制度です。

次回は、この「個人型確定拠出年金制度」についてお話しします。
 
 
(岩城 みずほ)