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習慣化すれば必ずお金は貯まる(年収200万円からの貯金生活 Vol.6)

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家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、苦しい家計を再生させていくことを得意とするファイナンシャルプランナーで、これまで約9,000人の家計を「再生」させてきた。そんな横山さんのメソッドを紹介した「年収200万円からの貯金生活宣言」も今回が最終回。これまでを振り返りながら、真の貯蓄力をつけるためのポイントを教えてもらった。

■習慣化させるためにプログラムを繰り返す
仮に今、90日プログラムの第1回目が終わったとしよう。もしかしたら第1回目ではたいした成果が得られなかったかもしれない。でも、それでも問題ないと安心してほしい。

「貯金ができるようになる成功パターンは、90日貯金プログラムの1回目ではなく、2回目、3回目の挑戦で大きく表れ始めることが多いのです」
なぜなら、お金についての知識や考え方といった基盤を、90日間だけでなくもっと時間をかけて習得させたほうが強い土台となり、本当の貯金力に繋がるからだ。

■「意思が弱いからこそ」仕組みづくりが大切
このプログラムだけでなく、勉強であっても筋トレでもダイエットでも、実は一番難しいのは「続けること」。続けられる人というのは、どんな人なのだろうか?
 
 

「『お金が貯められる人は、私とは違って、きっと意思が強いのだろう』と嘆く人がいますが、実はプログラムの成果をうまく得られている人は『自分の意思だけでは限界がある』ということを理解して、『意思が弱いからこそ仕組みづくりが大切だ』という自覚からスタートできる人なんです」

●途中でギブアップしないための仕組みづくり例
ご褒美型の人は「貯めたお金でこれを買おう」と頑張ってみる
自己満足むっつり(!?)型の人は口座にお金が貯まっていくのを見て幸せを感じてみよう
ムチ型の人は第3者に監視されることで、モチベーションを維持しよう

■数字で自分をコントロールする
「何回も90日貯金プログラムをこなしている人は、『数字で自分を把握する』から、『数字で自分をコントロールする』に変化していきます」(横山さん)
『数字で自分を把握する』と『数字で自分をコントロールする』とは、どう違うのだろう?

たとえば、「今月は食費の消費ペースがより早い」という感想。これは、大ざっぱであっても数字をコントロールしていなければ、出てこない感想だ。「だから食費を節制しよう」と行動する、これが数字で自分をコントロールすることの始まりだ。

「自分の消費の数字を素直に受け入れ、ストレスもなく行動に反映させられるようになれば、しめたものです」(横山さん)

■お金を貯めるには気持ちが大切
貯蓄プログラムの最後の到達点は、「家計簿やお金のことをあまり気にしていなくても、自然と必要なお金を捻出できるようになること」だと横山さんは言う。

たとえば別に所得がぐんと高い訳でもないのに、趣味である旅行費用を自然と捻出できる人がいたとしよう。
「そのような人は、バランスをとるのが上手なんです。大好きな旅行が優先順位のトップにあるので、ほかの支出を抑えることが自然にできる。自分軸がしっかり形成されていて、そこに価値観がある。だからこそ、無理なく自然にお金のコントロールをすることができるのです。この例からもわかるように、お金を貯めるには何より自分の気持ちが大切なんですよ」(横山さん)

お金を貯めるためには、自分を知ることがスタートでありゴールでもある。今回の特集を通じて、横山さんにそう教えてもらったような気がした。

■今回取材にご協力いただいた横山さんの著書

年収200万円からの貯金生活宣言・書影
年収200万円からの貯金生活宣言(横山光昭著/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
 
 
(楢戸ひかる)