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タンパク質も!? 知っておくべき「薬と食べ物のNG飲み合わせ」5つ

http://www.shutterstock.com/

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薬がドラッグストアで簡単に手に入り、ちょっとした症状なら自分で対処できる便利な世の中になりましたが、あなたは正しい薬の飲み方をできていますか?

もしかしたら飲み合わせの問題で、せっかくの薬の効果を弱めてしまっているかもしれません。

そこで今回は薬剤師の筆者が前回に引き続き、薬と相性の悪い食べ物の組み合わせをもう5つご紹介いたします。

 

■「カフェイン」×胃腸薬・抗不安薬・ぜんそく薬

お茶やコーヒー、紅茶に含まれるカフェインは、胃腸薬(H2ブロッカー)、抗不安薬、喘息の薬(テオフィリン)と相性が悪いです。

胃腸薬とカフェインを同時に摂ると、胃腸薬によりカフェイン排泄が遅れることでカフェインの効果が出過ぎるため、副作用で心拍数が上昇したりイライラが増すことがあります。

抗不安薬には鎮静作用がありますが、カフェインがその作用を弱める可能性があります。

ぜんそく薬にもカフェインにも気管支を拡張する作用があります。同時に服用するとその作用が強く効きすぎて嘔吐や下痢、重度の痙攣を引き起こす恐れがあります。

 

 

■「炭酸」×胃腸薬・解熱鎮痛薬

炭酸飲料と胃腸薬を一緒に飲んでしまうと、胃酸を中和するはずの胃腸薬が炭酸を中和してしまい、本来の効きめを発揮できなくなってしまいます。

他には、解熱鎮痛薬に含まれるアスピリンの成分を炭酸から発生する炭酸ガスで弱めてしまうこともあります。

 

■うつ病改善のハーブ「セントジョーンズワート」×ぜんそく薬

セントジョーンズワートは、うつ病などの精神の不調を改善するハーブとして民間療法で用いられています。しかし、様々な薬の酵素を分解しやすくしてしまうため注意が必要。

心臓病の薬、ぜんそく薬、向精神薬などは薬の効果が出なくなってしまいますので、一緒に服用するのは控えるようにしましょう。

 

■タンパク質×胃腸薬

胃腸薬の水酸化アルミニウムゲルには胃酸を中和する働きがありますが、タンパク質によって作用が弱くなってしまいます。

そのため、ステーキや焼き肉などタンパク質を食べた後の胸やけには効果を発揮しにくくなってしまうのです。

胃もたれや胸やけ対策には別の胃腸薬を使用するか、少なくとも食事をする1時間前の空腹時に飲むといいでしょう。

 

■炭水化物×解熱鎮痛薬

解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンと炭水化物を一緒に摂ると、炭水化物に含まれる糖分にくっつきやすく体への吸収が遅れてしまいます。アセトアミノフェンを服用される際は、砂糖やでんぷん質の多く含むものを控えるようにしましょう。

 

いかがでしたか? 2回に渡って、薬と食べ物の良くない組み合わせについてご紹介しました。

気軽に個人で薬を服用できる世の中ですが、使い方を誤ると治療どころかより悪化させたりほかの症状を引き起こす可能性があることを頭に入れておいてくださいね。

少しでも不安があるときはちゃんと薬剤師さんに処方してもらえば、飲むときの注意もあわせておしえてくれるので安心ですよ。

【筆者略歴】

宮本知明 ・・・ 薬剤師×植物療法士。病院薬剤師を経て「薬と共存しない生活」の念いからホリスティックな健康観と出逢う。現在は、統合医療の知識をもった「ホリスティックな健康観を持つ女性」を育成する活動をしている。

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※ Image Point Fr / shutterstock

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