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旦那さんと一緒に読みたい 老夫婦が生んだ奇跡の実話

結婚生活に慣れ、ふと疑問に思うこと。それは「夫婦とは?」 という自分への問いかけです。これといって夫婦仲が悪いわけでもないのに、最近なんだか愛情が感じられない…。夫婦間のコミュニケーションや愛情表現は、思っていた以上に上手くいかないものです。しかし、長く一緒にいると「感情を超越した愛が生まれる」とも言います。

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そんな夫婦愛を感じさせられる話を、アメリカのABC10Newsが報道しました。このニュースは“Miracle of love”(愛の奇跡)と名付けられ、世界中で話題になりました。

一組の老夫婦に起きた、すべて実話の奇跡的な愛の物語。ここ最近、夫婦の愛情表現が上手くできないと感じていたら、夕食のあと、寝る前のひと時などに、旦那さんに読んで聞かせてみてはいかがでしょうか。“今二人でいられる幸せ”をお互いが実感できるきっかけになるかもしれません。
 
 

アメリカが報道した愛の物語

アメリカのカリフォルニア州で暮らすアレクサンダーさんとジャネットさん夫妻。数日後に、75回目の結婚記念日を迎えようとしていました。

いつも二人の願いは愛を誓い合った結婚当初から変わらず、「最期の瞬間まで一緒に居たい」ということ。お互いに一目惚れがきっかけで、出会いから13年後の21歳のとき結婚。それから5人の子供を産み、夫婦そろって75年の歳月が流れました。

結婚記念日の一ヶ月前、夫のアレクサンダーさんはゴルフで腰を痛め寝たきりの状態に。日に日に容態は悪化し、家族の頭をよぎったのは「先が長くない」という予感。

子供たちは病院から自宅へ移すことを決意し、ジャネットさんのベッドに寄り添うような形でアレクサンダーさんのベッドを並べました。最後の瞬間まで一緒にいたい、その二人の願いを叶えたかったからです。そして数日後、予定より少し早くに、結婚記念75周年のパーティーを開きます。

パーティーも無事に終わり、あとは“夫婦二人の時間を”と、子供たちは部屋を離れました。数時間して子供たちが部屋に戻ると、そこにはアレクサンダーさんが息を引き取り安らかに眠る姿がありました。ジャネットさんの胸に寄り添いながら、穏やかな表情で亡くなっていたそうです。

ジャネットさんはアレクサンダーさんを抱きしめ、静かに語りかけました。「私の腕の中で亡くなれてよかったわ。願いが叶ったわね」と。そのあと、「愛しているわ。私も長くないから少し待っていてね」とつぶやいたそうです。

その翌日、ジャネットさんも穏やかな表情で静かに息を引き取りました。結婚75年目に訪れた夫婦の物語。

小手先の幸せや見てくれの愛情表現ではなく、深い絆を教えてくれる一組の夫婦に実際に起きた出来事。アメリカでの、ABC10Newsの報道をきっかけに“愛の物語”は世界中でシェアされ、瞬く間に大きな反響を呼びました。

結婚とは? 夫婦とは? と悩む瞬間、今こうして二人でいられる幸せを、あらためて噛みしめてみるのもいいかもしれません。

参考:Couple married 75 years dies in each other’s arms(ABC10News)