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ペットを飼う前に知っておきたい!「保護動物」を迎えるという選択肢

ペットを迎える選択肢のひとつとして、保護動物を引きとりたいと考えたことがある人もいると思います。

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ペットショップの規制が厳しい欧米では主流のようですが、日本ではまだ認知度が低いのが現状です。保護動物を迎えるには、どのようにすればいいのでしょうか。

■動物保護団体をチェック
各地の動物愛護センターには、迷い犬や捨て猫などの動物が保護されています。保護期限が過ぎると殺処分されてしまうことが問題になっていますが、ここに収容された動物を引きうけることは可能です。センターで譲渡会を行うこともあります。

しかし、はじめて保護動物を迎えようと思ったとき、いきなりセンターへ行くことはハードルが高いかもしれません。そのような場合は、センターから動物を引きとって、動物たちの新しい家族を探している「動物保護団体」に連絡をとってみましょう。

動物保護団体は各地にあり、NPO法人から個人的に活動している人までさまざま。インターネットで「自宅のある都道府県名+動物保護団体」を検索すると、意外と近くにあるかもしれません。

■保護動物を迎える流れ
動物保護団体のサイトを見ると、保護している動物の写真がアップされているケースが多いです。そのなかに気になる動物がいれば、引きとりたいという旨の連絡をしてみましょう。各団体のルールに沿って、手続きがスタートします。

譲渡会に参加して、引きとりたい動物を探す方法もあります。担当者から詳しい様子を聞けるうえ、実際にふれあうこともできるため、動物との相性を知れるという利点があります。

しかし、引きとりたいと立候補しても、すぐに譲渡してもらえるわけではありません。まずはお見合いとして顔を合わせ、その後に1~2週間ほどのトライアル期間を設けている団体は少なくありません。

また、家族構成や年収によっては、断られてしまうケースもあります。とくに未就学児がいる家庭には譲渡しないという団体もあるので、事前に確認しましょう。

このように厳しい条件をつけるのは、保護動物たちがまた飼育放棄されてしまうことを防ぐためです。ペットブームの影響で動物をきちんと飼育しない人もいるので、動物を飼いたい「本気度」を見きわめている場合もあります。

■大人になった動物でも大丈夫?
保護動物には、すでに大人になっている犬猫が多いです。そのため、「なついてくれるか心配」、「かみついたり、ほえたりするから捨てられたのではないか」と心配する声もよく聞かれます。

小さいころから世話をするのがペットと暮らす醍醐味のひとつでもありますが、子犬や子猫の飼育は手間がかかるものです。しつけを一からしなければいけないし、遊びたいさかりの動物に付きあうのは、決して楽なことではありません。とくに子どもがまだ小さい場合は、子どもと動物の世話に追われてしまうこともあります。

一方、大人の動物は基本的なしつけが身についていることが多く、性格的にも落ちついていて、子どもと一緒に暮らしやすいというメリットがあります。もちろん個体差があるので、事前の相性チェックは重要です。

かみつき癖があったとしても、愛情を注いできちんとしつけをすれば、よい子に戻る可能性も。譲渡前にドッグトレーナーによるしつけをしてくれる団体もあるので、心配な場合はそのような団体を選ぶといいでしょう。

はじめて犬を飼うときには、ひとつの犬種に特化したブリードレスキューを行う団体を選ぶ方法もあります。その犬種特有の個性を把握していて、譲渡後も飼育の相談に応じてくれるケースが多いです。

また、犬や猫だけでなく、ウサギやカメなどを保護している団体もあります。本来ならこのような団体が活動しなくてもすむ世のなかが理想ですが、残念ながらそうではないのが現状。動物を飼うことは、命を預かるという責任も生じることを忘れないようにしたいですね。
 
 
 
(丸部りぃ)