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その不調、気のせいじゃないかも!? 「天気痛」の原因と対処法

天気が悪くなると古傷や頭がいたくなる、なぜか憂うつになる。このような症状を「気のせい」ですませている人もいるのではないでしょうか。もしかしたら、近年、よく耳にする「天気痛(気象病)」かもしれません。

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天気痛が起こるメカニズム
天気痛は気象の変化に伴い、頭痛やめまい、気分が落ち込むといった症状の総称。過去にケガをした箇所が痛むこともあり、私の知人は手術歴のある腰が痛みだすと、翌日には天気が崩れるといいます。

昔から気象に体調が左右される人は少なくなかったものの、はっきりした原因がわかりませんでした。そのため、我慢するしかなかったようですね。しかし、昨今の研究によって、気圧の変化が関係していることがわかってきました。

体のバランスを維持する内耳は気圧の変化による影響を受けやすく、天気が崩れると体が傾いていると錯覚してしまうのだとか。しかし、実際には体が傾いていないので、脳の混乱から痛みの神経を刺激してしまいます。また、気圧の低下によって頭蓋骨内の圧力が変化して、頭痛を引き起こすことも。これが、天気痛のメカニズムです。
 
 

天気痛には酔い止めの薬が効果的
天気痛には自律神経も関係していて、不規則な生活などで自律神経が乱れている人には症状があらわれやすいといわれています。また、乗り物酔いをしやすい人も天気痛になりやすいそう。

残念ながら根治治療する方法はまだありませんが、自律神経のバランスを整えて、ストレスを解消することで改善できる可能性はあるとのこと。症状が出る前に酔い止めの薬を飲んでおくと、天気痛を防げることもあるようです。

天気痛になってしまう人は、症状があらわれる前に体が重く感じたり、耳の中に違和感を覚えたりします。このような兆しがみられた場合は、すぐに酔い止めの薬を飲むといいでしょう。

メモやアプリを活用する方法も
頭痛持ちの女性は多いといいますが、それが片頭痛なのか天気痛なのかわからないこともありますよね。そんなときは、頭痛が起きた日の天気と一緒にメモをすることで、頭痛の傾向を把握しやすくなります。気圧の変化を予報するアプリを活用してもいいですね。

天気痛を治すことはできなくても、予兆を知ることで対処しやすくなります。上手に付き合っていく方法を知っておけば、体調管理にも役立ちそうです。
 
 
(丸部りぃ)