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子育ての考え方の違いどうしてる? 祖父母世代とのギャップを埋める対処法

子育ての頼もしいサポーターになってくれる祖父母世代。でも、昔と今とでは子育ての常識も大きく代わり、祖父母世代とママ、パパとでは意見が食い違うことも。相手に悪気がないとなかなか言いづらいものですが、角を立たせずにギャップを埋めたいですよね。

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■祖父母世代は「上司」だと考えよう
祖父母世代とギャップが生まれるのは、前もって自分たちの育児方針を伝えていないことにも原因があります。「スプーンや箸を共用しない」など、今は常識と考えられていることでも、祖父母の子育て時代には一般的でなかった考え方も多いもの。「親子だから言わなくても分かるだろう」と考えず、子育てに対する考え方をきちんと伝えておきましょう。

そのうえで意見の違いが出てきたとき、ポイントは「相手を上司だと考える」こと。会社で上司と意見が対立したとき、頭ごなしに「その考え方は間違っています」とは言いませんよね。年長者として相手を立てつつも、「でも今はこういう方法がいいといわれているんですよ」と伝えてみて。専門家の意見や育児書などを見せると、説得力がアップします。それでもギャップがある場合は、無理に埋めようとせず聞き流すのも一つの方法です。
 
 

■食事やおやつに関するギャップにはこう対処する
ママ達の悩みで多いのが、食事やおやつについての祖父母世代との考え方の違い。ミルクや母乳の与え方をはじめ、「離乳食開始前に果汁を飲ませようとする」「甘いものはできるだけ避けたいのにおやつを与えすぎる」などという声も多いようです。

果汁は、昔のミルク育児が推奨されていた時代に、ミルクだけでは水分や栄養分が不足するためにすすめられていたもの。でも、現在では逆に、早くから果汁を飲ませると、胃腸に負担がかかったりアレルギーの原因になったりする可能性があるといわれています。また、おやつに関しても、虫歯予防や栄養バランスを考えれば、甘いものはできるだけ避けたいですよね。

こんなときは、まず「果汁を飲むと母乳(ミルク)を飲まなくなる」とやんわり伝えてみては。「お腹を壊しやすいから」「虫歯ができやすいと歯科健診でいわれた」などというのも方便です。

自分だけで説得できない場合は、健診時に祖父母についてきてもらいましょう。健診では食事についてのパンフレットや指導があり、それらを使って理解を深めてもらうことができます。市町村によっては健診時に栄養士の個別相談を受けられる場合もあるので、一緒に話を聞くのもよいですね。おやつの問題も、なかなか理解されない場合は小児科や歯科を一緒に受診し、医師から伝えてもらうのが効果的です。

■「抱き癖がつく」って本当!?
赤ちゃんが泣いたらできるだけ抱っこしてあげる、というのは子育てママの常識。でも、「抱き癖がつくからあまり抱っこしてはいけない」と祖父母世代からいわれ、戸惑ったことのある人もいるのではないでしょうか。

昔は一般的だった「抱き癖」という考え方ですが、現在では、泣いている赤ちゃんを無視していると、感情を上手に表現できなくなる恐れがあるといわれています。最近では母子手帳にも、「じゅうぶん抱っこしてあげましょう」「抱き癖がつくと心配する必要はありません」などと書かれているほど。

「抱き癖がつく」という祖父母世代には、育児書などに書かれている内容を見せて、「たくさん抱っこしても問題ない」ということを分かってもらいましょう。

ママ、パパも祖父母世代も、「子ども(孫)がかわいい」という気持ちは同じ。考え方の違いを上手に埋めて、無理なく子育てを手助けしてもらえると良いですね。
 
 
(加藤 朋実)