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何もしたくない。ずっと寝ていたい 私はどうすればいいの?【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「動くのが面倒くさい。ずっと寝ていたい」という、ちぃさんさん(34歳・無職)に、心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんからアドバイスをいただきました。

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■ちぃさんのお悩み
私は、現在無職です。20代のころからアルバイトと無職を繰りかえしてきました(1年以上働いたことがありません)。

現在は、父に養ってもらっています。正直、動くのが面倒くさいし、時間を拘束されるのもいやで…。結婚って道もいや。やりたいこともないし、ずっと寝ていたい。

ずっとこの状態が続けられたらうれしいですが、無理なので、こんなどうしようもない私にアドバイスいただけないでしょうか?「お父さんが働けなくなってから考えてみたらどうですか?」は、勝手ながら勘弁してください。

誰かに相談することも考えましたが、本音を隠してきれいごとを言ってしまいそうなので、こちらにお願いしました。よろしくお願いいたします。

■心屋塾上級認定講師の坂崎ひでこさんより
ちぃさんこんにちは。15年寝たきりから心屋の認定講師になった、坂崎ひでこです。

「やりたいことないし、ずっと寝ていたい」そう書いていますが、やりたいこと、書いてありますよ。

「ずっと寝ていたい」

ちぃさんが、いま一番やりたいことは、寝ていることですね。動くのが面倒くさい、時間にしばられたくない…。それほど寝ていたいということだと推察します。

私は15年以上うつで、ほぼ寝たきりでひきこもりでした。小さな子どもが二人いたのに。

あるとき、「もうなにもしたくない。一生寝てやる」と決めたと言うとかっこいいけど、キレて、こんこんと寝つづけました。レトルト食品と紙皿、割りばしを大量に買いこんで、トイレと寝ることと食べること以外は何もしませんでした。

でも、一週間ほどしたら、自然と動きたくなりました。レトルトよりも炊きたてのごはんを食べたくなり、子どもにおいしいふりかけを買ってきてもらって無洗米を炊きました。

15年間寝ていたときは、炊飯器のスイッチを入れることさえできないことが多かったのに。

「これじゃダメだ、これじゃダメだ」と寝ていた15年間は、寝ていてもちっとも休まらなかった。自分を責めつづけた15年でした。

これは、「寝てばかりじゃダメ」を「寝てばかりでもいい」ということにすると、起きられるようになる。という私の体験です。

ちぃさんは、本音を隠してきれいごとを言ってしまいそうなのでと書いてある。つまり、「言いたいことをがまんしている」自覚があるんですね。

本音を言ったら、おそろしいことが起こる。そう思っているのでしょう。世のなかが安全だと思えないんでしょうね。

そんな、安全じゃない世のなかに出て行きたくないのは無理もないことです。

そんな人が、バイトをしてきた。それは、すごいことだと思いますよ。

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(坂崎ひでこ)