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知人の急な入院でも慌てないお見舞いの常識

会社の同僚や知人が入院したと聞いたら、驚きと心配で、少なからず動揺しますよね。「すぐお見舞いに行かなきゃ」と思うこともありますが、はやる気持ちのまま出かけてしまうと、かえって迷惑な場合もあります。

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ここはいったん落ち着いて、状況にあった準備をしましょう。

■短期入院なら、訪問より温かいメッセージで
かつて入院といえば、外部と連絡が取りにくくなり不自由になりましたが、今やスマホはもちろんパソコン持ち込み可も一般的で、SNSで友人たちとつながっている状態は、普段と何も変わりません。

不自由さはあるにしても、当然のことながらお見舞いのスタイルも変わってきました。

まずは冷静に、可能な限り情報収集しましょう。手術の予定があるのか、入院はどのくらいの期間になるのか、面会時間や交通手段は等をリサーチします。その人との関係性にもよりますが、一般的に4、5日以内の入院なら、励ましのメール程度がお互いに負担にもならず良さそうです。

手術が予定されている場合は、術直前は身内の人に譲り、直後は体の負担を考え、避けた方が安心。術後数日が経ち、安定してきたころにお見舞いに行きましょう。

■負担がないよう、あらかじめ連絡し小人数で
予告なく現れ、サプライズで喜ばせようと思うのは、元気な人たちの考えです。入院中は、髪もセットできず病衣でノーメイクですから、そんな姿を見られたくないと思う人もいるでしょう。事前に訪問の予定日時を伝えて、検査時刻などと重ならないよう調整しましょう。

また、個室に入院している場合以外は、大人数での訪問は控えた方が良いでしょう。周囲の迷惑になる上、患者さんを疲れさせることにもなりかねません。

■場所をとらず、心のこもったお見舞いを
お見舞いに用意するものとして、生花は花粉症の問題からも今や喜ばれないものの筆頭です。また、特に鉢植えは「根がつく」=「寝付く」という意味にも取れるとして、古くからマナー違反とされているので気をつけましょう。同様にパジャマなどは長引くことを連想させるため、避けた方が良いとされています。

では、何が良いのでしょうか。やはり商品券や現金が無難ですが、これも目上の人ならば失礼に当たるので気をつけて。できれば相手が好きそうな小説や雑誌が場所を取らずおすすめ。食べ物は生物や食べきれない量のものは避けましょう。そのほかにも、心のこもったカードや写真は場所も取らずおすすめです。仕事関係の人ならば、メンバーを代表してみんなのメッセージを届ければ、病院に大人数で訪れて迷惑を掛けることもなくなります。

最後に、相手を励ますつもりでも、病室はおしゃべりで盛り上がる場所ではありません。知人の状況に静かに共感し、長居は控えて、帰り際は周りのベッドにも軽く挨拶してきましょう。ルームシェアしているお宅に伺ったようなものですから、「お大事に」のひと言は、礼儀でもありますね。