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元祖万能コスメ!? 忙しいママにこそ「馬油」をおすすめしたい理由

友人に、3人の子持ちで忙しい日々を過ごしながら、すべすべの美肌を保っていて、よく20代後半に間違われるアラフォー女性がいます。先日、スキンケアに何を使っているのか尋ねたところ、意外なことに「お風呂あがりに馬油(ばぁゆ)を付けるだけ」との答えが返ってきました。

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「馬油」とは、その名の通り、馬から採取される油のことで、昔から民間で、美容や肌トラブルのケアに使える万能コスメとして使われてきました。最近では芸能人や美魔女も愛用しているとか。

人の皮脂の性質に近いのが特徴
「馬油が肌に良い」と言われてきたのはなぜなのでしょうか。その大きな理由は、馬油の成分にあるようです。

一般的に、動物性の脂肪には、飽和脂肪酸が多く含まれているのですが、馬油には、植物性の脂肪に多く含まれる不飽和脂肪酸が多く含まれています。この脂肪酸の組成バランスが人の皮脂によく似ている馬油は、肌なじみがよく、肌の角質層に浸透しやすいのだとか。

そのため保湿力に優れていて、少量でも肌に十分なうるおいを与え、健康なお肌の状態をキープしてくれると言われています。天然由来の成分なので、子どもからお年寄りまで安心して使えるのも人気の理由です。
 
 

洗顔後すぐ、化粧水の前に使うのがポイント!
通常のスキンケアでは、洗顔後、化粧水で肌に水分を与えた後に、水分を閉じ込める目的で、乳液を塗って油分を与えますよね。

でも、馬油を使ったスキンケアでは順番が逆。洗顔後、すぐに顔全体に馬油を塗り、馬油が肌になじんでから化粧水を付けるのがポイントです。

通常の乳液を先に塗ると水分をはじきやすくなりますが、人の肌となじみがいい馬油は、先に塗ってもすぐ肌に浸透し、むしろ化粧水を吸収しやすくするのだそう。

ちなみに、化粧水を付けずに馬油を塗るだけでも十分に保湿できるという意見もあります。先述の友人は、「普段はお風呂あがりや洗顔後に馬油のみ。乾燥がひどい真冬だけ、馬油の後に化粧水を付ける」と言っていました。

私も試してみましたが、洗顔後に指先にほんの少し付く程度(米粒大くらい)の馬油を塗っただけで、すーっと顔全体に広がってなじみ、翌朝まで特にうるおい不足だとは感じませんでした。ただ、乾燥肌の人は、プラス化粧水のケアをした方がいいかもしれません。

また、米粒大以上に付けるとべたつくこともあるので、使用する分量にはご注意を。

赤ちゃんの湿疹ケアや花粉症対策にも使える!?
スキンケアのほか、クレンジングや頭皮、髪のケア、赤ちゃんのデリケートな肌を保湿し、乳児湿疹やおむつかぶれを予防・改善するのにも、馬油は適していると言われています。さらに、鼻の穴に馬油を塗って、鼻の粘膜を保護して花粉症の症状を和らげる、という使い方まであるようです。

もし肌のタイプに合うようなら、忙しいママにこそ馬油はおすすめ。1本持っておくと何かと使える上、時短にも役立つのではないでしょうか。
 
 
(二条しおり)