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現代女性に不足しがちな栄養素を補う ママのための「サプリメント」の選び方

コンビニやドラッグストアに並ぶ、さまざまなサプリメント。「飲んだ方がいいのかなあ」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

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サプリメントは自分に足りない、必要な栄養素を見極めて選ぶことが重要です。そこで、女性やママにとってとくに必要な栄養素をとりたい時期や必要とされる理由とあわせて紹介します。

■妊娠中はとくに推奨される「葉酸」
葉酸は、葉もの野菜に多く含まれるビタミンB群の水溶性ビタミン。細胞分裂に不可欠であることから、妊娠中のママに必須のビタミンと言われています。

また、妊娠初期や妊娠前に十分な量の葉酸を摂取することで、お腹の赤ちゃんが「神経管閉鎖障害」という病気になるリスクを低くできることがわかっています。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、成人女性が食事から摂取する葉酸の推奨量は、妊娠していないときで240マイクログラム、妊娠中はその倍の480マイクログラムとのこと。

さらに、妊娠を計画している女性の場合、神経管閉鎖障害を防ぐために妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の間は、食事のほかにサプリメントで1日400マイクログラムの葉酸を摂ることが望ましいとされています。

■女性に不足しがちな「鉄分」
レバーや大豆、緑黄色野菜などに多く含まれる鉄分は、血液をつくるのに欠かせない栄養素です。妊娠中、授乳中はもちろん、普段から毎月の生理で体から血液が奪われる女性は、鉄分が不足しやすく、鉄欠乏性貧血になりやすい傾向があります。

鉄分は、体内に酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンの材料なので、不足すると体が酸欠状態に。めまいや立ちくらみ、疲れやすい、動悸などの貧血の症状を引きおこす原因となります。こうした貧血と思われる症状が出ている人や、妊娠中で検診時に貧血を指摘された人は、鉄分のサプリメントをとることを検討しましょう。

■美容に欠かせない「ビタミン類」
皮膚や粘膜の健康を維持したり、体の調子を整えたりする役割を担っているビタミン類は、美容には不可欠な栄養素です。ビタミンにはさまざまな種類がありますが、食事が偏るとビタミン類全般が不足し、とくに皮膚や粘膜にトラブルが現れやすくなります。

肌荒れや口内炎が気になるときや、外食続きで野菜不足だと感じるときは、多種のビタミン類をバランスよく含むサプリメントをとると、トラブルの改善や予防につながるかもしれません。

■女性ホルモンに似た働きをする「大豆イソフラボン」
納豆や豆腐などの大豆製品に多く含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た化学構造と働きを持っていると言われています。

大豆イソフラボンのサプリメントをとると、閉経を迎える50歳前後にエストロゲンの減少によって起こる、ほてりやのぼせ、イライラといった更年期の症状を改善・予防することが期待できます。

最近では、大豆イソフラボンの代謝物で、より高い効果が得られるとされている「エクオール」のサプリメントも販売されています。ただし、更年期の症状や体質は人それぞれ。症状が深刻な場合や、サプリメントをとっても悩みが解消されない場合は、婦人科を受診することをおすすめします。

最後に、サプリメントをとる際の注意点としてお伝えしたいのは、多く摂取するほど体には良いわけではないということ。製品のパッケージに書かれている目安の用量を超えないよう、適量を摂取しましょう。

(参考)
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」
 
 
 
(二条しおり)