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大切な人のために知っておきたい、誰でもカンタンに使えるAEDのこと

© paulvelgos – Fotolia.com

若くして心臓発作や急性心不全などの症状を訴える人が増えています。さっきまで元気だった人が、突然こんなことに… という言葉もよく聞きます。もはや、他人事ではありません。

■誰でも使えるからこそAEDは街中に設置されている
つい先日も、同世代のタレントさんが街で急に倒れたニュースがありました。虚血性の心不全だったそうです。たまたま通りかかった医大生の方が応急処置の流れのなかで、AED (電気ショックで心臓救命する装置) を使ったと報道されていました。

AEDはいま、街のいたるところに設置され、いつでも誰でも使えるようになっています。ただ、素人が簡単に電気ショックを人に与えてもいいのだろうか、とも思ってしまいます。

実は、AEDは医学の知識がない人でも操作が出来るようになっています。
フタをあけて電源さえ入れれば、あとは音声ガイダンスに沿って操作するだけです。
電気ショックが必要か否かも、機械が自動で判別してくれるので、素人判断に迫られることは無くなります。

■心臓マッサージの方法もあわせて覚えておく
倒れている人を一番に見つけたのが自分で、反応がなく、そこから離れられない状況なら、迷わず周りにいる人に、救急車(119番)とAEDの手配をお願いします。
ただ、心臓が止まってしまっている場合は、一刻一秒を争う事態。救急車やAEDを待っている間にも、状況が悪化してしまう可能性があります。呼吸が感じられないときは、助けがくるまで心臓マッサージをしましょう。
AED使用時もあわせて心臓マッサージはおこなうので、覚えておいた方が良さそうです。

■心臓マッサージの方法

倒れた人をあお向けにして、10秒以内に胸やおなかの動きをみます。呼吸がないか、普段どおり息をしていないときは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をおこないます。

画像提供:公益財団法人 日本心臓財団

強く(約5cm)、速く(100~120回/分)、絶え間なく(中断を最小にする)、小児は胸の厚さの約1/3を目安におこない、倒れた人が動き出すか、救急車が来るか、AEDが届くまでしっかり続けます。

画像提供:公益財団法人 日本心臓財団

画像提供:公益財団法人 日本心臓財団

AEDの使い方についてよくある質問をまとめたサイトもあります。
もしも自分の家族や友達、街ですれ違った人に万が一のことがあったとき、「あのとき迅速な対応ができていれば……」と後悔しないためにも、家族みんなでAEDと心臓マッサージについて、理解を深めておきましょう。

・AEDを使った救命の仕方
・AEDの使い方・よくある質問(PDF)
 
 
 
(力武亜矢)