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「過食がやめられない…」 悪循環から抜け出す、考え方のヒントとは? 【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「過食やめて、精神的に自立したい」という、れいちゃんさん(28歳・アルバイト)に、心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんからアドバイスをいただきました。

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■れいちゃんさんのお悩み
18歳から過食症で悩んでおり、気がついたら10年がたってしまいました。何かあるとすぐに過食に逃げてしまう自分がいます。

自信をつけるために、食事制限や運動をしたりしたのですが、やはり過食の衝動が抑えられず、すぐにリバウンドしてしまいます。

いろいろと過食症について調べたりしていますがなかなか治らず、また自分自身でも「治そう!」と本気で思うことができません。

そのため、18歳からどんな仕事をしても長続きすることができず、すぐ辞めてしまいます。今はアルバイトなので、安定した仕事につきたいと思っているのですが、また過食が酷くなるのでは…? と怖くてなかなか行動に移すことができません。

今は嘔吐はなくなり、無茶食いだけなのですが、醜い自分が嫌で、人に会いたくなかったり、お休みの日ずっと家にいることも日常茶飯事です。

今までの恋愛も、こんな自分では…、と卑下してしまうばかりで、自分が出せなかったり、逆に依存しすぎてしまって前向きになれません。

もっと精神的に自立したいと思っています。このままでは、いろんなことに依存しながら生きていかなきゃいけないな…と思っています。

■心屋塾上級認定講師のサトーマサトさんより
れいちゃん、こんにちは。うつ・心の病をテーマに活動している、サトーマサトです。

若い女性のカウンセリングで特に多いのが、いわゆる摂食障害に関するもの。「無理なダイエットがきっかけで…」なんてよく相談を受けます。

食事はコミニュケーションの場だったりするので、人付き合いに消極的なってしまったり、新たな出会いの機会も減ってしまいます。

こうした摂食障害の相談は、もともと「自分に自信がない人」で、理想の自分を思い求める完璧主義の方が多いのです。 理想の自分になることで「自分に自信をつけたい」と思っています。

しかし、人間の生理的欲求である食欲をコントロールするのは至難の技。うまくいかない場合が多く、さらに自信を失ってしまいます。

常に自分の「食べる」を見張ることで疲れてしまい、これがまたストレスになります。解消するためにまた「過食に走る→リバウンドする」そんな誘惑に弱い自分のことが嫌いになり、ますます自信が持てません。

さらに自分の行動が摂食障害であり「人とは違う」「異常だ」「病気である」となると、ますます自分に対して疑いの目で「食べる」を見張ります。悪循環ですよね。
 
 

■「治そう」と思わない方がいい
この悪循環を抜けることができた人は、だいだいこういいます。

「いつの間にか、気にならなくなりました」です。

過食は「治そう」と思わない方がいいのです。

れいちゃんは、(1)過食を止める→(2)理想の自分になる→(3)自分に自信ができる→(4)積極的に人と関わる…の順に問題をクリアすることによって、しあわせになろうと考えてませんか?

実は順番が逆なのです。

(1)積極的に人と関わる→(2)自分に自信ができる→(3)理想の自分に近づく→(4)過食が止められる…の順なのです。 

だから「いつの間にか気にならなくなりました」…で、過食がやめれるのです。先にしあわせになってしまいませんか? 

れいちゃんへ魔法の言葉を贈ります。

「ダメな自分のまま、幸せになってもいい」

自分に自信を持つには、「理想の自分になる」のではなく、まず「今の自分を認めてあげる」ことなのです。今の自分にダメ出しをしないことです。すなわちダメな自分を認めてあげることです。

冒頭でもいいましたように、摂食障害の悩みは多いもの。きっとれいちゃんに理解を示してくれる人がいるはずです。今の自分のまま、人付き合いの輪の中に飛び込んでみてくださいね。

もし、今の自分のまま受け入れてくれる、愛してくれる友人や彼氏がいたらどうでしょう?食事を安心して楽しみながら、食べることができると思いませんか?

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(サトーマサト)