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イタリア流! 美しい部屋を維持するユニークな工夫

雨続きだと部屋の片づけもついおっくうになりがち、それはイタリア人も同じです。カフェに入った時、学生さんたちのおしゃべりを小耳にはさんだのですが「初デートの相手を自分の部屋に招いたら、汚部屋だと思われて30分足らずで逃げられた。部屋の方づけを面倒くさがらず、真面目に掃除しておけばよかった」と嘆いている子がいました。

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自分にも心当たりがあり、他人事ではない… と感じたものです。美部屋の友人知人のお宅にお邪魔するたび見えてくる「きれいな家を維持するためのモチベーションの高さ」には頭がさがるばかり。ここでは、そんな彼らの「美部屋を維持するコツ」についてご紹介します。

■掃除機の定位置は、あえて目につくところへ
知人女性は、木目調の家具と白いファブリックを組み合わせて、モダンなリビングづくりをしています。すぐほこりがたまって掃除が大変じゃない?と聞いてみると「そうでもないわよ」という答えが返ってきました。

そのコツは「あえて掃除機を“見せる収納”に取り入れる」ことだそう。「前はクローゼットや納戸の中に掃除機をしまいっぱなし。掃除は週末にまとめてやっていたから、やる気が起きなかったり予定が入ったりすると掃除できなくて散らかることが多かった」ことを反省したのがきっかけなのだそう。

「だったらすぐ掃除できるよう、リビングに掃除機の置き場所を作ろうと思ったの。部屋の雰囲気に合う色や形の掃除機を徹底的に探したわ」と語る彼女。

ネット通販でユーモラスな形のスタンドタイプの掃除機を買いリビングに置いてからは、寝る前の5分間でざっと掃除機をかける習慣ができたそうで「いつでもお客さんを呼べる」と美部屋への自信たっぷりでした。
 
 

■死角を活用しながら、部屋も演出
一人暮らしの知人男性の部屋は、海賊の船室をイメージした面白い雰囲気です。「もともと掃除するのが嫌いじゃないから、マメに片づけるようにしている」ときれい好きの彼ですが、どうにもできないのが部屋の大きさでした。

散らかりがちな1Rの部屋にできるだけスペースを作るため、彼が考えたのは「天井や部屋の角など、意外と死角になりがちなところに収納スペースを作る」こと。そこで考えたのは、小型のハンモックを棚代わりに使うことでした。

「天井だから棚なんて取り付けようがないけど、ハンモックなら小さくても耐加重性がある。小さいクギくらいは天井に打てるし、そこにひっかけて使えるからわりと使えるよ」と効果には満足しているよう。

急にお客さんを呼ぶことになっても、とりあえずそこへモノをほうりこんでおけば見た目もスッキリ。「なんでも詰めこんである海賊の宝箱みたいで、とても気に入ってる」と、部屋の整頓には欠かせないのだとか。

部屋の様子は、そこに住む人の心を反映するとも言われます。それならば、できるだけきれいで快適な部屋を維持したいものですが、「片づけなきゃ」と思うとますますやる気をなくしがち。むしろ「美部屋のためにどんなアイデアが必要か」と前向きな考え方へシフトすることが「自分の城づくり」への第一歩なのかもしれません。
 
 
(金丸 標)