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「お金のことは話したくない」「でもやらなきゃ…」女性が知っておきたい4つのコツ

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女性は、とかく「お金については話したがらない」という人が多いようです。資産運用について自信が持てないので、なるべく触れないようにしているといった声をよく聞きます。でも、女性の皆さんは期せずして、ご自身の資産運用に関わらざるを得なくなることが多いようです。

■資産運用の必要は突然やってくる
たとえば、親の介護で会社を辞めなくてはならなくなる、離婚する、配偶者に先立たれ1人になる。そういった場合、自分自身でお金を管理し、運用していくことが必要になります。だからこそ、資産運用について学んでおくことは、女性の皆さんにとって緊急のテーマと言えるのです。

今回は、資産運用について一歩を踏み出してみようと思われた皆さんが心がけておきたい、いくつかのコツをご紹介します。

■資産運用で心がけたいこと・その1「自分のペースで学ぶ」
「投資の基本を学ぶことは難しい」と感じている方も多いでしょう。投資を学ぶ=グローバル経済の状況や、株式市場の値動き、さらにいろいろな種類の投資商品などに関して勉強して正しく理解しないといけない、と思っているかもしれません。

でも、投資の基本は皆さんが考えているよりもっとずっとシンプルで簡単なものです。「一定の期間に、一定の金額を貯めていたい」というゴールを定めて、そのための計画をたてて、一旦計画を立てたらそれを守っていく、それが資産運用の基本です。

「計画をたてる」というところが、一番勉強が必要なところでしょう。しかしこれも、皆さんご自身で学ぼうと思えば、インターネットで簡単に学ぶことができます。金融機関の窓口で相談することもできます。ここで肝心なのは「無理をしない」こと。資産運用のやり方はさまざまで、複雑なものもありますが、必ず皆さんご自身で「理解できる範囲」にしておくことが重要です。

■資産運用で心がけたいこと・その2 「非課税優遇制度をうまく使う」
いま多くの企業で、従業員の福利厚生のために「確定拠出年金制度」を導入しています。企業にお勤めの方でしたら加入している方もいるでしょう。米国では日本以上にこの制度が普及していますが、米国女性の65%は有効に活用していない、という調査結果があります。日本でも、加入していてもほとんどを預金に入れている方が多いのです。

日本ではまだまだ制度も見直しが必要で使い勝手がいいとはいえませんが、皆さんが長期で資産運用を学ぶにはちょうどいいレッスンになります。何に投資したか、数年たってどういう結果になっているか、見直す必要があるか、など定期的に考えるきっかけになります。また、2014年から始まった少額投資非課税制度(NISA)も、資産運用の最初の一歩として取り組みやすい制度です。
 
 

■資産運用で心がけたいこと・その3 「専門家に委ねる」
証券会社や銀行の窓口で専門家にアドバイスをもらうのも、ときには必要です。窓口に行くのは勇気がいるという方もいると思いますし、いろいろ勧められてしまいそう、と尻込みする人もいるでしょう。

でも、自分でたててみたプランに不安だったり、計画と大きくかい離するような状態になったりしたら、プロのサポートを得ることも必要です。

できるだけ目的を明確にしていきましょう。一番重要なのは「何のために資産運用するのか」ということです。子どもの教育費、住宅ローンの頭金、退職後の備え…いろいろあると思います。そこをはっきりさせることで、より明確なアドバイスをもらうことができます。

そして一旦たてた計画は最低でも年に1回はレビューし、予定通り進んでいるかどうかをプロと確認していきましょう。

■資産運用で心がけたいこと・その4 「早く始める」
最後に、当たり前のことですが、資産運用で失敗しないための大きなポイントのひとつに「なるべく早く始める」ことがあります。25歳から毎月1万円ずつ投資をするのと、35歳から始めるのとでは、ゴールに向けての時間が10年違います。この10年の間にはさまざまなことがあるでしょうが、資産運用につきものの価格の変動の影響をうまくコントロールするには、時間を味方につけることが重要です。

資産運用大国の米国でも、米国フィデリティの調査(※)では女性の多くは「資産運用」を「難しくてとっつきにくい」と言っており、92%の女性が資産運用を勉強したい、60%が自分の退職後十分な資産があるか不安、でも80%の人は誰かと資産運用の話をするのはとまどう、というアンケート結果が出ています。実際、医療のプロである医者には医療面についてよく相談するのに、金融のプロとはお金や投資について話したがらないという現実があります。

日本の女性の皆さんも、同じ気持ちの方も多いのではないですか? ちょっとだけ勇気を出し、一歩踏み出して、時間をかけて、ご自分のペースに合った資産運用で、ぜひあなたのゴールを目指してください。

(※)Money FIT Woman Study 2015(PDF)

 

 
(高橋智恵)