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髪を傷めない? ドライヤーをかけたほうがいい理由

ドライヤーの熱は髪を傷めるという印象がありますが、実はドライヤーを使ったほうが髪を美しく保つことができるという話もあるのです。そこで知っていそうで知らない、ドライヤーの使い方を紹介します。

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■髪の生乾きは悪臭の元にも

夏、ついつい暑くてドライヤーをさぼりがち。でも、生乾きのまま寝てしまうと、髪同士が付着し合い、無理やりブラシをかけようとすると、キューティクルを傷める原因になるそうです。また、生乾きの状態のまま寝てしまうと、頭皮に菌が増殖しやすく、嫌な臭いの原因にもなるのです。

そこで活躍してくれるのがドライヤー。熱風で髪を痛めるのでは? などと心配もありますが、かけ方次第では、むしろ髪&頭皮トラブルを避けることができます。

■ドライヤーの風は上から下へ

まず、洗髪後にドライヤーをかけるときには、事前に軽くタオルで水気をとっておくといいでしょう。ただし、水分を含んだ髪はキューティクルが剥がれやすくなっているので、あまりゴシゴシとはふかないように気を付けます。

その後にドライヤーをかけますが、傷んでいる毛先は水分が抜けやすく乾きやすいので、根本から乾かしていきます。あまりドライヤーは近づけすぎず、10cmは離すこと。また、風をあてる方向は上から下へが基本。下から上に向けて風を与えると、キューティクルが開いてしまいます。

とくに髪にボリュームが欲しい人は、ドライヤーを持っていない、空いているほうの手で根元を押し上げるようにして乾かすとよいようです。

そして髪が7~8分ほど乾いたら冷風に切り替えます。洗髪後、キューティクルが開いたままだと、どんどん水分が逃げていきますが、冷風にすることで髪が収縮し、開いていたキューティクルがきゅっと閉じるからです。

■温度よりも風量に注目

ドライヤー選びは、大まかに分けて次の要点を意識して選ぶといいでしょう。

●風量
とくに長い髪の場合、風量が少ないと乾かすのに時間がかかります。毎日、そんなに時間をかけていられない人にとっては、ある程度の風量があるのが望ましいですね。ほとんどのメーカーでは風量の調整ができるようになっていますが、1.3立方メートル/分程度あるといいでしょう。

●温度
温度が高すぎると髪が乾きすぎてしまいます。髪が耐えられる温度は70℃前後なのだとか。100℃以上になると髪の脂質やたんぱく質が変質して、痛みをどんどん進行させてしまいます。低温モードのついたドライヤーもあるので、そういうものを選ぶのもいいでしょう。

●噴き出し口が大きいもの
噴き出し口が大きいほうが広範囲に風が当たるため、早くに乾きます。早く乾いたほうが髪が痛まなくてすみます。

●付加機能
マイナスイオンやスチームを発生するドライヤーが人気です。マイナスイオンが発生するものは保湿効果があり、髪のパサつきを防いでくれます。スチームが発生するものも、髪に潤いを与えてくれます。

ほかにも、キューティクルを痛めにくい遠赤外線ドライヤー、除菌・消臭効果のあるオゾンドライヤーなどがあります。オゾンドライヤーはフケも防いでくれると言われています。

ところで、ドライヤーを使う際に忘れてはいけないことは、ドライヤーはとても電力を必要とするということ。平均して1,200~1,500Wは使うことが多いようです。ほかの電化製品と一緒に使うとブレーカーが落ちてしまうことがあるので注意して。とくに、夏はエアコンを使っていることが多いので、ちょっと気にかけておきたいところです。
(平野智美)