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【小林麻央ショック】12人に1人が「乳がん」に…!? 今すぐ確認したい8つのチェックリスト

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先日、市川海老蔵さんの妻である、小林麻央さんが若年性乳がんであると発覚し、非常に大きなニュースとなりました。

30代の若い年齢で、決して他人事ではないと若い女性達の間で動揺が生まれたように感じます。

それと同時に、多くの著名人がエールと同時に啓蒙を発信し、乳がん検診や人間ドックの重要性を説いています。

そこで今回は、“乳がん”について考えてみたいと思います。

 

■まずは“しこり”として現れる?そもそも「乳がん」とは

そもそも乳がんは女性に圧倒的に多いがんであるということから、“女性ホルモン”に関係しているということが分かります。

乳房は大きく分けて、乳腺と脂肪から構成されているものですが、乳がんはこのうちの“乳腺”にできるようなものを言います。

女性の乳房は、乳頭を中心に乳腺が放射状に15~20個並んでいます。それぞれの乳腺は小葉に分かれ、小葉は乳管という管(くだ)でつながっています。

乳がんの約90%はこの乳管から発生し、乳管がんと呼ばれます。小葉から発生する乳がんが約5~10%あり、小葉がんと呼ばれます。

まずは“しこり”として現れることが多いために、入浴前や入浴後にセルフチェックすることが重要となってきます。

 

■年々増える乳がん死亡者、その数年間1万人超。罹患者は12人に1人!?

近年、乳がんになってしまう患者さんも増加しているのと同時に、乳がんで亡くなる患者さんも増加傾向にあります。

一昔前、国立がんセンターの統計によると1960年代、すなわち50年前には乳がんで亡くなる患者さんは年間2,000人程度でしたが、医療が発達しているのにもかかわらず現在では年間約1万人を超える患者さんが亡くなってしまっています。

また、一生のうちに乳がんにかかってしまう女性は12人に一人とも言われております。

全ての病気に対して言えることですが、早期発見・早期治療が必要になってきます。

 

■運動不足も要注意!「乳がん」の原因、チェックリスト8つ

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乳がんの原因として挙げられるものはやはり遺伝的な要因が強いと言われています。また、女性に圧倒的に多いということから女性ホルモンに関係しているということもわかります。

以下に乳がんになってしまう可能性があるチェックポイントを列挙します。(あくまでも可能性であり、全員に当てはまるわけではないので、ご理解頂けると幸いです。)

(1)家族(祖母、母、姉妹)内で乳がんにかかった人がいる。

(2)初潮が早く(11歳以下)、閉経が遅い(55歳以上)。

(3)初産年齢が遅い(30~35歳以上)。

(4)出産経験がない。(授乳歴がない)。

(5)肥満と言われたことがある(特に閉経後)。

(6)ホルモン療法を10年以上(特に女性ホルモン)受けている。

(7)飲酒の習慣がある。

(8)運動不足である。

 

などが挙げられます。

前述したように全員に当てはまるわけではありませんが、乳がんのリスクが上昇してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

 

■乳がんを「早期発見」するために1ヶ月に1度のセルフチェックを

乳がんは種類にもよりますが、一般的に早期に発見すればするほど治癒率は高くなります。ですから普段からの乳房のしこりチェックや検診が重要になってきます。

と言うのも少々古いデータですが、以前乳癌学会では70%以上の方が、自己発見(しこりなど)をしたという調査を行っております。

内臓のがんと比べると、比較的乳がんは早期に自己発見しやすいがんであると言われています。

出来る限り、ご自身の胸を触って、しこりがないかどうかを、1ヶ月に1度チェックするようにしましょう。特に女性ホルモンの関係で、月経終了後一週間以内くらいに行うのが良いと言われております。

閉経している場合は、毎月日を決めてセルフチェックするようにしましょう。

特に、乳がんの確率が上昇すると言われている、40歳以上の方はセルフチェックと同時にマンモグラフィ、超音波などの画像診断による乳がん検診を、2年に1度は受けるようにしましょう。

しかし、ここ最近では乳がんの発症率も若年化してきている傾向にあるので、セルフチェックは怠らずに、少しでも違和感があればすぐに乳腺外来や人間ドックで画像診断を行うことが重要であると言えます。

 

【参考・画像】

※ 女性の健康・医療情報.net もっと知ろう!乳がん

※ もっと知りたい乳がん ―あなたを守る検診のすすめ―

※ 乳癌学会、全国乳がん患者登録2005年調査

※ Fotos593 / Piotr Marcinski – Shutterstock

【著者略歴】

※ 川上 智史・・・北里大学大学院医療系研究科医学専攻博士課程修了、医学博士。予防医学を専門とし、医学的に美と健康に主眼を置き研究を続ける。各種教育機関や講演会において予防の重要性を啓発している。