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毎日だるくて、やる気が出ない、ツラすぎる…そのSOSの正体【大人のカラダ相談室 Vol.5】

 

Q.若いうちは頑張れたけど、今は毎日だるくて、やる気も起きず、常に疲れているような状態です。病気ということでもなさそうですが…。この状態から抜け出す方法はありますか?(37歳女性 子供2歳 時短勤務中)
A. 知らず知らずのうちに副腎が疲労しているのかもしれません。まずは十分な休養をとり、さらにビタミンB群を補給するバランスのよい食生活を心がけてみましょう。しつこい疲れや倦怠感は副腎が疲弊しているサインかもしれません。副腎がコルチゾールというホルモンをたくさん分泌しているときは交感神経が優位になっていて、頑張れば無理がきく状態なのですが、副腎が疲れてしまいコルチゾールが出せなくなると、体は頑張れなくなってしまうのです。

■無理を続けたあとは、心身の変化に注意
無理を続けていると、副腎はもっともっとコルチゾールを出そうとしてクタクタに疲れてしまい、気付かぬうちにホルモン分泌機能が低下、副腎疲労症候群に陥ってしまうことがあります。

ソファーでぐったり寝そべる女性

(c) leszekglasner – Fotolia.com

体の疲れだけでなく、軽度のうつや集中力の低下などのさまざまな不調も、人によっては副腎の疲れに由来しているかもしれません。

肉体的な疲れだけでなく、暑さや寝不足などあらゆるストレスが副腎の疲れの原因となっている可能性もあり、まずは心も体も休養することが大切です。

子どもの相手をしているとなかなかゆっくり休めないかもしれませんが、一緒にお昼寝をする、寝かしつけながら早めに寝てしまうなど、上手に休息をとって欲しいですね。

■ビタミンB群たっぷりの食生活へ
毎日の食生活で意識してほしいのは、女性に不足しがちなビタミンB群全体を補給することです。ビタミンB群は酵素の働きを助けるサポーターであり、あらゆる代謝のマネージャー的存在で、副腎の疲れの回復も助けます。

ビタミンB群をたんぱく質とともに摂取するだけで、調子が上向くきっかけとなることも。

今の季節なら、豚肉を入れたゴーヤチャンプルーのように、ビタミンB2、6、12を多く含む肉や魚と、葉酸を豊富に含む緑黄色野菜を組み合わせたメニューがオススメです。

ゴーヤチャンプル

(c) to35ke75 – Fotolia.com

また、よく噛んで食べることも大切。吸収率がアップし、エネルギーをしっかりと補給できます。

■甘いものに頼らない習慣づけを
疲れたときは甘いお菓子が欲しくなることが多いかもしれませんが、副腎の疲れは血糖値の乱高下で悪化しやすいため、オススメできません。

おやつタイムには、ビタミン類を豊富に含むナッツ類をつまむなど、あえて「疲れた時ほど甘いものに頼らない」ように心がけましょう。

【まとめ】
1. 副腎の疲れがさまざまな不調の原因になる。

2. 休養が第一。ビタミンB群はたんぱく質とともに摂取すると効果的。

3. 疲れた時は糖質を控え、ビタミン、ミネラル豊富なナッツ類を食べる。

単なる夏の疲れや加齢による体力低下と思わず、バランスのよい食生活を基本に副腎の疲れを前向きにケアしていきましょう。
 
 
(関由佳)