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お腹スッキリ!プロが教える「頑固な便秘とサヨナラできる」最新菌活とは

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ヨーグルトも食べている、野菜も食べている……それなのにいまいちスッキリしない。これほど“腸活”や“菌活”が話題となっているにもかかわらず、女性の悩みは尽きることがありません。

実は筆者も週に1度、しかも下剤を使わないと出ない!という頑固な便秘が20年も続いていた経験があります。

そこで今回は、自らの経験に加え腸内環境について多くの講演実績もある筆者が、最新菌活についてご紹介します。

 

■ビフィズス菌を増やす要RSって何?

ビフィズス菌などの腸内細菌が最も素早くエサにできるのは実はブドウ糖。しかし、ブドウ糖は小腸で吸収されてしまうため、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)のある大腸にはほとんどブドウ糖が届きません。

そこで腸内細菌のエサとなるのがRS(レジスタントスターチ)と呼ばれる小腸では吸収されない難消化性でんぷんです。

また食物繊維は“でんぷん性”と“非でんぷん性”のものに分けられますが、近年話題となっている難消化性デキストリンとRSはいずれもでんぷん性食物繊維に分類されており、いずれも腸内細菌によって分解され、エサとなります。

 

■RSを多く含む食品

少し前に“おにぎりダイエット”や“冷や飯ダイエット”が話題になりましたが、いずれも炊いたご飯を冷やすことで増えるRSを利用したダイエット法。RSは水分を吸収するうえに大腸まで消化されずに届くので、腹持ちと腸内環境を整えるという性質をうまくダイエットに繋げたものです。

RSを多く含む食品はご飯や大麦、大豆などが挙げられますが、いずれも“冷ましたもの”でなければなりません。おにぎりやお弁当の冷めたご飯にはRSが増加していますが、加熱してしまうとまた小腸で分解されるでんぷんに戻ってしまうので要注意です。

 

こうして見てみると、昔の日本人は今よりもかなり多くの米(ご飯)を食べていたのにも関わらず、腸内環境が良好であったといわれているのは、今のような保温機能や手軽な再加熱の方法がなく、冷たいご飯を豆や乳酸菌の多い漬物と一緒に食していたことも関係しているかもしれませんね。

ここ50年ほどで大きく変わった日本の食を今一度見直してみるのも立派な菌活になるはずです。

【参考】

RS(レジスタントスターチ)とは – J-オイルミルズ

【筆者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ nadtochiy / shutterstock

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佐々木 さゆり
健康管理士/心理カウンセラーなど
長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」
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