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冬に辛くなる生理痛…ビタミンEちゃんと摂れてる?

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ただでさえ憂鬱な、生理の期間。それが冬になると冷えもあり、痛みがひどくなる人って多いですよね。腰やお腹にカイロを貼ると少し痛みが楽になった経験がある人もいるのではないでしょうか。

今回は予防医療推進協会の理事長を務める筆者が、気温と生理痛の関係、そしてその対処法をご紹介します。

 

■1:気温と自律神経

冬になり気温が下がると体は体温を放散しないよう、自律神経の1つである交感神経が優位になり、血管を収縮させます。血管が収縮することで、体温の放散は防ぐことができますが、その反面、血行が悪くなってしまいます。

そしてもともと冷え性のある人はさらに血行不良がひどくなり、足先の冷たさで眠りまで悪くなってしまい、それがまたストレスとなって交感神経を刺激するという悪循環に陥ってしまうことも。

 

■2:血行不良とプロスタグランジン

女性の体は、排卵をすると受精卵が着床しやすいように、子宮内膜を厚くして妊娠の準備を始めます。しかしこのときに受精・着床がなければ厚い子宮膜は不要となるので、子宮から剥がれ落ちて血液とともに排泄されます。これが生理の出血です。

この経血の排泄を促すために、子宮を収縮させるプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。生理痛は子宮の収縮時に起きるので、寒さなどで血行が悪いと経血が排泄されにくく、プロスタグランジンの分泌量が増えるため、生理痛がひどくなることに繋がってしまいます。

 

■3:冬の生理痛を緩和する食べ物

まずは血流をスムーズにするためのビタミンEを多く含む食材がお勧めです。ビタミンEは、アーモンドやピーナッツなどのナッツ類、はまちやいくらなどの魚介類、野菜類ではカボチャやモロヘイヤなどに多く含まれています。

またビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることで、さらに血行促進の効果が期待できるので、ビタミンEの食材を使った食事のあとにビタミンCたっぷりのみかんを食すとさらにいいでしょう。そして冬の水分補給はビタミンC、E、そして抗酸化作用のあるカテキンまで含む煎茶をこまめに飲むことをお勧めします。

また中医栄養学で血流をよくし、体を温めるとされている、ショウガ、シナモン、にら、ねぎ、カブ、らっきょう、くるみ、いわし、かつおなどを意識して摂るのもいいでしょう。また、いわしやかつおに含まれるオメガ3脂肪酸は、炎症を抑え痛みを取る作用もあると言われているので、積極的に摂ってほしい食材です。

 

今回は食べ物についてご紹介しましたが、自律神経を整えるためには規則正しい十分な睡眠の確保や、慌ただしい毎日で浅くなりがちな呼吸を深くゆっくりとした呼吸にすること、そして適度な運動を日常的に行うことなども大切です。あわせて心がけてみてくださいね。

【参考】

※  高橋書店 『新しい栄養学』吉田企世子・松田早苗 著

※ 月経とセルフケア – 東洋大学

【筆者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。著書は『本当は怖いデスクワーク(日本実業出版社)』。

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佐々木 さゆり
健康管理士/心理カウンセラーなど

長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」


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