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疲れやすい、肩こり、イライラ…30代から増えている「若年性更年期障害」って?

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疲れやすい、肩こりや腰痛が辛い、最近なんだかイライラする……。「なんとなく寝つきが悪いから、睡眠不足のせいかな?」なんて思っていませんか? 実はその症状、更年期障害かもしれません。

更年期障害というと50歳前後の女性のイメージが強いかもしれませんが、近年、若年性更年期障害と呼ばれる症状を訴える20~30代の女性が増えていると言われています。

そこで今回は、予防医療推進協会の理事長を務める筆者が、若年性更年期障害についてご紹介します。

 

1:更年期障害と若年性更年期障害の違いとは?

通常、閉経の前後5年くらいに起こるさまざまな症状が、更年期障害と呼ばれています。

この更年期障害は加齢による卵巣機能の低下で、脳の一部である視床下部が女性ホルモンの分泌を促しても卵巣の力が弱くなっており、女性ホルモンが分泌されず、視床下部がさらに卵巣に対しての指令を強めることで、ホルモン系のバランスが崩れてしまうことが原因だとされています。

症状としては、不眠やめまい、肩こり、頭痛に腰痛、ホットフラッシュと呼ばれる突然の発汗やほてりなど、さまざまな不調が現れます。

しかし若年性更年期障害では、卵巣機能に異常がないにもかかわらず、ストレスなどによって自律神経が乱れ、生体内部環境の変化により女性ホルモンの分泌が減少し、更年期障害と同じような症状が出てしまうのです。

 

2:極端な瘦身願望、無理なダイエットには要注意!

現代社会においてのストレスは、人間関係についてのストレスが最も多いと言われています。もちろん、そうしたストレスも自律神経の乱れを引き起こしますが、例えば国民健康・栄養調査で痩身とされるBMI18.5以下を目指す極端な痩身願望にも注意が必要です。

必要なタンパク質やビタミン、ミネラルさえも十分に摂取しない無理なダイエットをすることも、体にとっては大きなストレスとなってしまいます。

 

3:若年性更年期障害を避けるためには……

生きるために欠かせない心臓の動きが一定のリズムを刻んでいるように、人の体にはさまざまな周期があり、女性ホルモンの分泌も例外ではありません。そのため睡眠や食事など基本的な生活習慣のリズムが崩れてしまうと、生体内部環境に変化が現れ、女性ホルモンの分泌リズム(周期)にも乱れが起きることがあります。

就寝時間、起床時間、食事の時間を規則正しくすることが、まずは基本中の基本。そして例えば1日10分でも自分がホッとできる時間を持ち、自分で「これをするとストレス発散になる!」と感じることを、定期的にやってみるのもお勧めです。音楽やアロマもいいでしょうし、気の置けない友達と定期的に会うなど、今一度、ストレスマネジメントにも目を向けてみましょう。

症状が続くようであれば一人で悩まず、早めに受診するようにしてくださいね。

【参考】

若年性更年期障害にご用心!- 清水レディースクリニック

【監修者略歴】

※ 川上智史 ・・・ 医学博士。主に予防医学を専門とし、各種教育機関で基礎医学について講義を行う他、一般向けに予防医学に関する講演を行うなど、予防の重要性を啓発し続けている。また、アンチエイジングアドバイザー、メディカルアドバイザーとして医学的に“美と健康”を追求し、コメンテーターとしても幅広く活動。

【筆者略歴】

SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ nednapa / shutterstock

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佐々木 さゆり
健康管理士/心理カウンセラーなど
長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」
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