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イライラをオフ。心と身体の疲れを癒す方法

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毎日すごく頑張っているのに、なぜか思うようにいかない。「最近なんかおかしいよ、大丈夫?」そう言われて初めて自分が疲れている、イライラしていることに気がつく人もいるようです。

30代以降の女性であれば、勢いと体力だけで毎日を駆け抜けた20代前半までとは違う責任感や義務感から、つい自分のことは後回しになってしまいがち。

そこで今回は健康管理士、そして心理カウンセラーでもある筆者が、心と身体の疲れを癒やす方法についてご紹介します。

 

1:イライラの奥にある、本当の気持ち

イライラというのは怒りの感情の一種。A.アドラーによると、怒りの感情の奥には悲しみなど他の感情が隠れているといいます。

多くの女性の場合、“頑張っているのに認められない悲しみ”が多いのではないでしょうか。仕事をしても家事をしても、“当たり前”だと思われてしまう。

人間関係においては、自分の考えが理解してもらえない、認められず拒絶された悲しみなんかが、イライラという感情の奥に潜んでいるかもしれません。

身体の状態と心は繋がっています。例えば週末ぐっすり眠った日の朝は気分も爽快ですよね。でも身体の疲れがたまっていても休めない、仕事が山積みのときは、思うように仕事が進まずイライラ。これは自分の思い通りに仕事が進まない情けなさからイライラしてしまうケースでしょう。

イライラを感じたときは「わたしは本当はどんな気持ちなんだろう? このイライラの奥には何が隠れている?」と自分の気持ちに問いかけてみるといいでしょう。

 

2:意外と知られていない副腎疲労

副腎とは腎臓の上にある三角帽子のような形をした臓器です。その存在自体があまり知られていないようですが、ストレスを感じたときにコルチゾールという抗ストレスホルモンを分泌します。

精神的なストレスに加え、睡眠不足やバランスの悪い食生活、過労なども身体にとっては大きなストレスとなり、その状態が長く続くと今度は副腎自体が疲れてしまって、コルチゾールの分泌が悪くなってしまうのです。

すると身体がストレスに対抗できなくなって、さらにストレスを強く感じるようになるという悪循環に陥ります。当然、十分な睡眠をとってバランスのよい食生活をするのが理想ですが、なかなかそれが実践できないのが忙しい女性。

そこで、取り入れていただきたい3つのポイントをご紹介します。

・たとえ10分でもお昼休みに目を閉じて仮眠をとる

・副腎の疲労回復のためのビタミンB群を、最悪サプリメントでも構わないので摂取する

・ビタミンB群の消費が激しい甘い物(糖質)を控える

まずはこの3つを実践してみて下さい。

 

3:嫌なこと、悩みを誰かに話すとスッキリ?

よく「悩みや嫌なことがあったら一人で抱え込まずに誰かに話した方がいい」と言われますよね。しかし誰かに話してからしばらくはスッキリした気分になっても、結局また同じことで悩むことを繰り返したことはありませんか?

実は何度も悩みや自分の身に起こった嫌なことについて繰り返し話をすると、自分の記憶に強く残され、その嫌な気持ちが大きくなってしまうこともあるのです。

うつ病の人の特徴として、“抑うつ的反芻”というものがあります。同じことを繰り返し何度も思い出したり口に出したりすることです。分かりやすく例えるなら、九九を覚えるときに何度も何度も繰り返していうと覚えますよね? 悩みや嫌な出来事を繰り返し話すということはそれと同じで、記憶の強化・増幅に繋がってしまうのです。

嫌なことや悩みを感じたら、自分の視点をすーっと引いて、まるで高い空の上から嫌な出来事や悩んでいる自分を見てみる、いわゆる俯瞰をしてみると、意外に「あれ?なんでこんな考え方したのかな」と冷静になることができます。

 

いかがでしょうか? イライラは栄養・休養、そしてちょっと視点を変えるだけで物事に対する受け止め方が変わり、心を幸福感で満たすことができるのです。忙しいからこそ、ぜひお試し下さいね。

【参考】

※ 岩井俊憲著「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」日本能率協会マネジメントセンター

※ 本間良子著「しつこい疲れは副腎疲労が原因だった」祥伝社

※ ガイ・ウィンチ著「NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法」かんき出版

【画像】

※ GaudiLab / shutterstock

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佐々木 さゆり
健康管理士/心理カウンセラーなど
長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」
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