専門家が集まる美と健康メディア
Woman Wellness Online > Health > 季節の不調 > 花粉症にヨーグルトがいいってほんと?期待できる効果とは

花粉症にヨーグルトがいいってほんと?期待できる効果とは

https://www.shutterstock.com

毎年、花粉症シーズンになると「花粉症にはこれがいい!」などさまざまな食品が話題になります。周囲の人の体験談やネットやテレビの情報もさまざま。そんな中、食品メーカーも研究所を設け専門家の研究を進めているのがヨーグルト。店頭でもたくさんの種類のヨーグルトが並んでいますよね。

そこで今回は予防医療推進協会の理事長を務める筆者がヨーグルトが花粉症にどのような効果があるのかをご紹介します。

 

1.乳酸菌とビフィズス菌ってどう違うの?

乳酸菌とビフィズス菌。どちらも善玉菌でヨーグルトには必ず入っていると思っていませんか? 実は乳酸菌は全てのヨーグルトに入っていますがビフィズス菌は入っているものと、入っていないヨーグルトがあるのです。どちらも善玉菌ではありますが、乳酸菌は人や動物の腸内だけでなく乳製品や漬け物、自然界にも多く存在します。酸素があっても生育できるのが特徴です。

それに対してビフィズス菌は主に動物や人の腸内だけに存在し、酸素があると生育できないのです。そして花粉症に対する主な働きはビフィズス菌が免疫などに作用し、乳酸菌はビフィズス菌の働きをサポートすると考えていいでしょう。

 

2.花粉症の人はシーズンになると腸内環境が変化する

森永乳業株式会社食品基盤研究所の小田巻俊孝氏らの研究によると通常、健康な成人の腸内細菌叢は安定しているそうですが、花粉症の人は花粉が飛び始めると腸内環境に変化が起こるとのこと。

特にアレルギー性の炎症(鼻炎や結膜炎など)を促進してしまう免疫細胞を刺激する腸内細菌が増えてしまうとのこと。こうしたことから考えてもやはり腸内細菌の状態は花粉症に大きな影響がありそうですね。

 

3.せっかく食べるなら機能性ヨーグルトを!

菌活の一環としてヨーグルトを食べる人は多いと思いますが、せっかく食べるなら花粉症に効果があるとされている“機能性ヨーグルト”がオススメです。

ひとことに機能性ヨーグルトと言っても、抗アレルギー作用の他にもインフルエンザのワクチンの効果を高める、大腸ガンの予防が出来るなどさまざまな機能があるので、抗アレルギー作用・アレルギー抑制作用が報告されているヨーグルトを選びましょう。

研究者によってはヨーグルトなどの動物性の乳酸菌よりもぬか漬けのような植物性の乳酸菌の方が腸内でビフィズス菌を増やす作用があるという人もいます。またヨーグルトについても花粉が飛び始める1か月前から摂った方がいいようですので、基本はやはり普段からの食生活に気を付けることだと思います。

 

いかがでしたか? スギ花粉だけの人はもう少し、ヒノキにも反応する人はまだしばらく辛いかとは思いますが、少しでも症状が改善できるよう自分に合ったものを見つけて下さいね。

【参考】

花粉症患者の腸内細菌叢動態およびビフィズス菌摂取による影響 – 第15回腸内細菌叢学会

乳酸菌とビフィズス菌の違い – 森永乳業ビフィズス菌研究所

乳酸菌とビフィズス菌の違い – フジッコ

乳酸菌とアレルギーの関係 – フジッコ

【画像】

※ Sea Wave / Shutterstock

【関連記事】

美容師が教える「シャンプーを詰め替える時」の落とし穴(PR)

ツヤが止まらない…!美しい髪の女性がやってること(PR

代謝アップの鍵は腸内環境に!? 今すぐできるプロが行うケア法(PR)

美人の基本!プロが教える「美人眉」のつくりかた(PR)

【管理栄養士が解説】注目のスーパーフード「モリンガ」の美容効果とは(PR)

リーダー不在は危険?人間関係で悩みやすい職場の特徴

イライラをオフ。心と身体の疲れを癒す方法

佐々木 さゆり
健康管理士/心理カウンセラーなど
長年の医療業界での経験や40㎏減量の体験を生かし、延べ3万人を超える人の心と体の健康に携わる。総合栄養学・身体機能等を学べる「予防医療指導士」のテキスト監修者でもある。著書は「本当は怖いデスクワーク」
Recommended Articlesあなたにオススメの記事
検索窓を閉じる