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心理カウンセラー推薦!仕事で傷ついた人を励ます3ステップ

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気を付けていても、仕事をするうえで予期せぬミスや失敗はときに起きてしまうもの。もしあなたの周りに仕事で大きなミスをして傷つき、へこんでいる人がいたとしたら、どんな風に声を掛けてあげますか?

とりあえず励まそうとしたら「大丈夫だよ」「頑張ろう」と言うのがスタンダードかもしれませんが、相手に響いているかというと疑問が残るところですよね。そこで心理カウンセラーの筆者が、受容や共感といったカウンセリングの手法や心理学での効果を交えながら、仕事で傷ついた人を励ます3ステップをご紹介したいと思います。

 

ステップ1:わたしでよければ、話を聞かせてくれないかな?

人は心の内を誰かに聴いてもらいたいものですし、話をするだけで心が軽くなることも。特に仕事で傷ついた場面などでは、特にそうではないでしょうか。

仕事で心が傷ついた場合、その原因は本人のミスや失敗に起因するものなのか、はたまた上司や部下、取引先なども絡む複合的なものなのか、その理由は様々。ですが相手の主張が正しいかどうかはひとまず置いておき、まずは声を掛けて話を聴くようにしてみましょう。苦悩や怒りの感情を口に出すことで苦痛が解消され安堵・安定感を得られることを心理学では“カタルシス効果”といいます。

このときのポイントは、無理に原因や結論に焦点を当てず、ゆっくりと相手の今の気持や感情などの心の内を聞いてあげること。聞き手側の客観的な意見や考えは無理に伝える必要はありません。

 

ステップ2:わたしにも似たような経験があって…

筆者自身、これまで行ってきたカウンセリングを通して感じてきたことでもあるのですが、人は傷ついたり辛い状態のときほど、“自分だけが辛く大変な思いをしている” と思い込みがちです。そんなときに同じような境遇や大変な思いをした人が近くにいてくれたら、それだけで心が楽になるものです。

誰だって傷ついたときというのは、自分と同じような経験を持っている人が一緒にいるだけで「わたしだけじゃないんだ」と安心できます。そしてそのような相手に対して心を開こうとしますし、また好感を持つものです。このように声を掛けてあげることで「辛い思いをしているのは自分だけじゃないんだ」と傷ついた相手も肩の荷が下りることでしょう。

ただここで大事なのは「自分も似た経験があるんだから大丈夫!」という言い方ではなく、あくまで自分は共感ができる立場だと相手に分かってもらうことです。「気持ちを分かってくれる」「信頼ができる」と相手に感じてもらい、寄り添うことが大事です。

 

ステップ3:~があったからこそ、~のおかげで

傷ついた人を励ますからには、少しでも前向きになってもらいたいもの。そこで有効なのが“リフレーミング”というアプローチです。リフレーミングとは出来事の枠組みを変えて別の視点を持たせるというもので、「○○があったからこそ」「○○のおかげで」といったように、出来事のプラスの面や肯定的な価値を見出す方法です。

例えば仕事で傷つき凹んでいる相手には、「だけど~があったからこそ」「~のおかげで」というように声を掛けてあげることで、“こんな風にも考えられる” という新しい方向性を投げかけてあげることができます。

 

いかがでしたか? まずは相手の話をよく聴き、共感的な立場だと理解をしてもらう。そして状況から肯定的な意味を見出すこと。単に声を掛けるだけではなく、この順番も意識しながら行ってみてくださいね。

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大間 秀章
心理カウンセラー/コラムニスト
大学や企業を対象に専任カウンセラーとして従事する傍ら、執筆活動も行っている。専門分野は人間関係、恋愛、キャリア、メンタルヘルス、人生論。保有資格は産業カウンセラー、気象予報士 など。
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