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野菜ジュースの栄養は変わる?人に話したくなるミキサーとジューサーの違い

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手軽にたくさんの野菜や果物をとれるジュースは魅力的。自宅でも野菜ジュースを作ろうとジューサーの購入を検討している方もいらっしゃると思います。

そして、似たような機械でミキサーというものもあります。このふたつ、一見似ていますがその機能や出来上がったジュースの栄養価に違いは出てくるのでしょうか? 管理栄養士の筆者が解説します。

 

ミキサーとジューサーってどう違うの?

ミキサーは金属製の刃で食材を細かく切りながら削り、混ぜていく機械です。出来上がるのはいわゆる“スムージー”で、搾りかすは出ません。入れた野菜や果物などをまさに丸ごととれるのが特徴です。ブレンダーという機械もありますが、呼び名が違うだけで基本的にはミキサーと同じものです。

一方、ジューサーは食材を細かく砕いて細胞壁を壊し、中に含まれている水分を搾り出す機械です。よって出来上がるのはサラサラとしたジュースで、それ以外は搾りかすとして出てきます。食材に含まれる水分を絞るため、バナナなど水気の少ない果物はジューサーには適していません。

 

違いが現れるのは、食物繊維と酵素

食物繊維をとりたいならミキサー

さて、次に栄養素の違いですが、まずわかりやすいのが食物繊維です。ミキサーは食材を削ってそのまま飲むため、ドロっとした飲み心地からもわかるように食材に含まれる食物繊維をすべてとることができます。一方、ジューサーは食物繊維をカスとして取り除いてしまうため、ジュースに含まれる量は少なくなります。腹持ちもミキサーで作ったスムージーのほうに軍配があがります。

酵素をとりたいならジューサー

次に、生の野菜や果物に含まれる食物酵素ですが、これはジューサーのほうが多くとれます。食物酵素は熱に弱いため、高速で食材を切削するミキサーでは摩擦熱によって一部が失活すると考えられます。そのため、消化を助けてくれる食物酵素をしっかりとりたいという場合は、ジューサーのほうが適しています。

ただし、同じジューサーでも高速と低速のものがあり、高速のものでは摩擦熱が発生しやすくなるため、ジューサーを選ぶ際は低速のものを選んだほうが良いでしょう。

 

まとめると、普段から野菜不足で手軽に食物繊維を補いたいという場合はミキサーを使ってスムージーを作るのが良いですし、食物酵素をとって体の中の代謝を助け、疲れをとったりダイエットにつなげたいという方はジューサーでジュースを作るといった具合に、目的で使い分けると良いと思います。

いずれの場合も作ってから時間が経つと酵素もビタミンも劣化していきますので、作ったらすぐ飲むということを心がけてくださいね。

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圓尾和紀
管理栄養士/ファスティングマイスター
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。
TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。
著書“一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方”が2017年4月24日に発売予定。
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