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ビタミンCを守るには加熱or酢をプラス! 大事な栄養を守る食事のポイント

「美容・健康によさそう」だと、よかれと思って食べていたあの食材。しかし、何となくしている調理法や食べ方が、それぞれの栄養素が実力を発揮できない状態にしているとしたら……? せっかく食べていても、効果を実感できないのではないでしょうか。それって非常にもったいないことですよね。

そこで今回は、食卓によく並ぶ身近な食材の栄養素をしっかり摂るためのポイントについてお話していきたいと思います。

 

納豆は非加熱で血液サラサラ

ビタミンやミネラルを豊富に含む発酵食品・納豆。「1日1食は納豆を食べている」という方も多いでしょう。そんな納豆の注目すべき栄養素のひとつに、“ナットウキナーゼ”が挙げられます。

ナットウキナーゼは、血液サラサラ効果や免疫力アップ、血圧を下げたりする働きに期待される栄養素なのですが、加熱調理と相性がよくありません。70度を超えるとナットキナーゼの働きが失われると言われているので、覚えておくとよいでしょう。

血液サラサラ効果を目的に納豆を食べている方は、納豆オムレツはもちろん、あつあつご飯に納豆をかける食べ方も控えてみて。

 

しらすと大根おろしには酢をプラス

しらすと大根おろしに薬味をのせて味付けをしたしらすおろし(しらす大根)。さっぱりとしていて口当たりがよく、酒のつまみにもよく合うこちらのメニューは、相殺効果に注意が必要です。

しらす干しに含まれるアミノ酸の一種“リジン”は、体の成長に関係があると言われる栄養素なのですが、大根の成分によって吸収を妨げられてしまうのです。ですが、リジンを阻害する成分は熱や酸に弱いので、加熱したり、酢をかけたりすることで解決すると言えるでしょう。

きゅうりにも酢をプラス

相殺効果と言ったら忘れてはいけないのがきゅうりに含まれる“アスコルビナーゼ”の存在。この酵素は、ほかの食材に含まれるビタミンCを壊す働きがあります。生野菜のサラダに欠かせないきゅうりが、せっかくのビタミンCを壊していたなんてショックですよね。

ですがこちらも、加熱したり、酢をかけたり、きゅうりをすりおろしたりすることでアスコルビナーゼの働きを抑えられるので、ぜひ試してみてください。

ブロッコリーはたんぱく質と一緒で風邪予防

これからの季節に流行が見込まれる風邪。風邪をひかずに元気に冬を乗り切るには、免疫力を高く保つ必要があります。

ブロッコリーに含まれるビタミンCには、細胞を強化し免疫力を高める作用があり、肉や魚・卵に含まれるたんぱく質には、体の機能を正常に保ち、免疫物質の働きを高める作用があると言われているので、ビタミンCとたんぱく質は一緒に摂ることをオススメします。

 

栄養があるのもなら、どのような調理をしても何と一緒に食べてもよいと思われがち。大事な栄養を無駄にすることがないように、上記の調理法・食べ方をぜひ参考にしてみてくださいね。

高木沙織
ビューティーフードアドバイザー
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。
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