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加熱でリコピン・ドライでビタミンCがUP! トマトのマル得な食べ方

みずみずしさと酸味が魅力の果菜類・トマト。夏・秋は北海道や茨城、福島のもの、冬・春は熊本、愛知、栃木のものが美味しいと言われています。そして、トマトといえば栄養価が高いことでも知られていますよね。ですが、生のトマトをそのまま食べるよりも“ある食べ方”をすることで栄養をグンと取り入れやすくなるのです。

今回は、ビューティーフードアドバイザーである筆者が、トマトの栄養をよりしっかり摂るための方法についてお話ししていきたいと思います。

 

■トマトの栄養おさらい

まずは、トマトに含まれる栄養素をおさらいしましょう。

(1)リコピン・・・強い抗酸化作用により老化・生活習慣病の原因となる活性酸素を除去。メラニン色素の生成に必要とされるチロシナーゼの量を減らし、美白にも効果を発揮する。

(2)カリウム・・・むくみの解消、高血圧の予防。

(3)ビタミンA・・・皮膚や粘膜を健康に保つ。

(4)ビタミンB1・・・糖質をエネルギーに変え、疲労回復に役立つ。

(5)ビタミンB2・・・脂質の代謝を促して皮脂の分泌量をコントロールする。

(6)ビタミンC・・・免疫力UP、美肌作りをサポート。

(7)葉酸・・・貧血の予防。妊娠中の方は胎児の健康な成長のために欠かせない栄養素。

(8)食物繊維・・・腸内環境を整える。

代表的なものだけでもこれだけの栄養素が含まれるトマト。次は、トマトの栄養を摂りやすくしたり、グンと高めたりする摂取法についてお伝えします。

 

■加熱してリコピンの吸収率を高める

トマトに含まれるリコピンは、そのまま食べるだけでは吸収されにくいということをご存じですか? リコピンの摂取を目的に生のトマトを食べてきた方にとってはちょっと衝撃的ですよね。

でも大丈夫。加熱調理をすることでトマトの細胞が壊れ、リコピンが外に出てきて吸収されやすい状態へと変わるのです。なんでも、生のトマトより加熱調理をしたトマトの方がリコピンの吸収率が約3倍も上がるのだとか。

パスタソースにしたり、炒めたりして取り入れてみて。また、リコピンは油に溶けやすい脂溶性の栄養素なので、油を使った調理をすることで吸収率が高まることも覚えておくとよいでしょう。

 

■ドライトマトにしてビタミンCの吸収率を高める

続いては、トマトのビタミンCを効果的に取り入れる方法。それは、トマトを乾燥させたドライトマトの状態で摂ること。

トマトの水分が脱水する過程で栄養がギュッと凝縮され、ビタミンCの量が約2倍に増えると言われています。うまみも凝縮されるので、栄養も美味しさもUPした状態で食べることができますよ。

上記の写真のように、刻んだドライトマトをクリームチーズと混ぜ、パンやクラッカーに乗せて食べても美味しいので試してみてください。

 

生のトマト派だった方も、これを機に調理法に一工夫してみませんか?

高木沙織
ビューティーフードアドバイザー
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。
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