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医師に聞く!”バレンタインデー症候群”って何?

2月のイベント、バレンタインデー。なんとこの時期患者が増えるとか…?

2月のイベントといえば、そう、バレンタインデー。

男女共にそわそわし始める時期ですね。そんな楽しい一大イベントですが、この時期、患者が増える傾向があるとかないとか…。

その一つが ”バレンタインデー症候群”というものなのです。

医師に、話を聞いてみました。

Q1. バレンタインデー症候群とはなんでしょうか?

2月14日のバレンタインデーの日の直後に、患者さんが急増して、病院が忙しくなる現象のことです。患者さんの例として、

・鼻炎症状が悪化して、耳鼻科へ駆け込む

・喘息の悪化や腹痛・下痢で、内科へ駆け込む

・肌荒れ・ニキビが悪化して皮膚科へ駆け込む

などが挙げられます。

これは、単なる総称名であり、具体的な臨床疾患名ではありません。

Q2. どんな症状が出るのでしょうか?

下記が主な症状です。

・気管支喘息発作

・じんましん

・嘔吐・腹痛・下痢

・湿疹の悪化

・鼻血

・頭痛

Q3. 原因はどんなことが考えられますか?

①金属アレルギー

チョコレートはニッケルの含有が多いため、チョコレートを食べると、金属アレルギーを起こし湿疹は悪化します。

②チラミン

チョコレートにはチラミンという血管性浮腫(細い血管から血液が漏れ出て腫れ上がる)を起こす物質が含まれています。

チラミンは血管の収縮を起こし、効果が切れると急激に血管の拡張が起こります。これによって、粘膜が腫れたり、蕁麻疹が起きたり、頭痛が起きたりします。

食べ過ぎると鼻の粘膜が腫れて鼻血を出し、腸の粘膜が腫れて腹痛や嘔吐、下痢を起こすことがあります。

③カフェイン

チョコレートには、コーヒーと同様に多くのカフェインが含まれています。神経興奮作用があります。

④テオブロミン

テオブロミンは、テオフィリン(気管支喘息治療で使われる気管支拡張剤)と同じ仲間の成分です。多量に摂取すると、興奮し、吐き気、頭痛などの症状が出ます。また、テオフィリン製剤の使用中に摂取すると、興奮、吐き気、頭痛などテオフィリン製剤の副作用が出やすくなります。

⑤トランス脂肪酸

チョコレートには、多量のトランス脂肪酸が含まれています。

チョコレートをたくさん食べることで、脂肪酸代謝が阻害されて、免疫力低下、アレルギーの悪化、成長障害を起こします。

Q4. バレンタイン症候群を防ぐためにはどうしたらよいでしょうか?

まずは、チョコレートの食べすぎに気をつけることです。

もし、上記に記したような症状が出るようでしたら、早めに医師に相談しましょう。

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