低糖質&コレステロール0!「アーモンドミルク」の美容効果がスゴイ♡
今、アーモンドミルクが“第三のミルク”として大注目されているのをご存知ですか? ミルクとつきますが、アーモンドミルクは乳製品ではないんです。微粉末にしたアーモンドとお水からできています。
アーモンドミルク研究会のメンバーであり、日本におけるナッツ研究の第一人者である慶應義塾大学医学部 井上浩義先生による「アーモンドミルクの栄養機能」についてセミナーがありましたのでご紹介します。
アーモンドは栄養豊富。でも吸収しにくい
井上先生によると、アーモンドには大きく4つの栄養成分が含まれるそう。
① ビタミンE
アーモンドには、うなぎの6倍以上のビタミンEが含まれています。ビタミン Eは細胞の酸化ストレスを抑える役割が。
② 食物繊維
アーモンドには、ごぼうの約1.6倍の食物繊維が含まれています。日本人女性には、1日約17gの食物繊維が必要と言われています。しかし実際、日本人は1日14gしか食物繊維を摂取できていません。
③ ポリフェノール
アーモンドの薄皮に含まれている抗酸化成分。
④ ミネラル
カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、亜鉛、とたくさんのミネラルが含まれます。
こんな栄養満点のアーモンドですが、1日の必要量を満たすためには、1日に25粒食べる必要があるそうです。さらに、アーモンドの栄養成分はかたい細胞壁で守られているので、粒のままだと消化・吸収がしにくいというデメリットもあります。
そこでアーモンドミルクに注目されています。アーモンドミルクは、アーモンドの微粉末を溶いたものなので、粒のままのアーモンドの2倍も効率よく栄養成分を消化・吸収することができます。
アーモンドミルクの活用レシピ
アーモンドミルクは市販のものでOK! 冬になると冷えや免疫対策が気になりますよね。管理栄養士の柴田真希先生にホットで飲めるアーモンドミルクの活用レシピを教えていただきました。
作り方
アーモンドミルク・・・200ml
食材・・・ほうれん草、かぼちゃ、いちご、ブルーベリー、黒ごまなど(どれかひとつでOK)
砂糖など・・・きび砂糖、メープルシロップ、はちみつ、黒砂糖などお好みで(甘みのついているアーモンドミルクはなしでもOK)
トッピングパウダー・・・お好みで
作り方
(下準備)
加熱が必要な食材(ほうれん草やかぼちゃなど)は小さめに切り、下茹でしておく。
(1)
アーモンドミルクを鍋に入れて温める。
(2)
食材と温めたアーモンドミルク、お好みで砂糖をミキサーにかける。
(3)
コップに注ぎトッピングパウダーをお好みでかける。
柴田先生によると、アーモンドミルクは朝に飲むことでビタミンEとポリフェノールが効率よく摂取されるそうです。
冷えやウイルスでなにかと身体が傷つきやすいこの季節に、毎朝のアーモンドミルク習慣をはじめてみては?