レンジでチンは△!旬野菜・ほうれん草を美味しく健康に食べるコツ

これからやって来る2月に旬を迎える緑黄色野菜・ほうれん草。ビタミン・ミネラルの豊富さでも知られており、特に鉄分を多く含むことから貧血予防に食べられてきましたよね。
調理法も簡単で茹でて食べることが多いのですが、どういうわけかえぐみがあったり、口にしたときにザラザラしたり、柔らかくなりすぎたり。
そんな経験がある方は、下記のほうれん草を美味しく健康に食べるコツを参考にしてみてください。
電子レンジで加熱ではアクが抜けない
最近では、栄養の損失を防ぐために電子レンジを使ってほうれん草を加熱する方が増えています。確かに、水に流れ出やすい性質を持つビタミンCを守るという意味では流出は防げるのですが、熱を加えるため全く損失がないとは言えません。また、ほうれん草にはアクがあり、電子レンジでの加熱調理ではそれを抜くことが難しくもあります。
時間は短めに、ササッと茹でるとアクが抜けて美味しく食べられますよ。
塩よりも砂糖がよい
先に、ほうれん草は茹でるとよいとお伝えしましたが、“塩茹で”を思い浮かべた方は多いでしょう。実は、ほうれん草を茹でるときは塩ではなく、砂糖を使うとよいということをご存じですか?
それは、砂糖にはほうれん草に含まれるアクを取り除く作用があると言われているから。塩茹でするよりも美味しさが引き出されるので試してみてくださいね。
根元の旨味も無駄にしない
葉物野菜の根元は、泥が付いているし切って捨ててしまわれがち。ですが、この根元部分にも旨味が含まれるので捨ててしまうのは勿体無い!
洗うときは根元から出たひげ根を切り、根元を下にしてたっぷりの水に全体を浸します。泥が落ちたら水を替え、ジャブジャブと洗うとよいでしょう。水溶性の栄養成分であるビタミンB群・Cが流れ出るのを防ぐためにも手早く洗うとなおよいです。
根元を下にして保存
ほうれん草の鮮度を保つには、キッチンペーパーに包んでからビニール袋に入れ、根元を下にした状態で冷蔵庫の野菜室で保存するとよいでしょう。
購入時は、葉先がみずみずしくピンと張っていて、茎が太くてしっかりしたものを選ぶと〇。
いくら体によくても、美味しくなかったり、実は栄養が損なわれていたりしてはがっかりしてしまいますよね。調理法や保存法を改めて、ほうれん草を美味しく健康に取り入れてみてはいかがでしょうか。