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昼間の摂取で夜の睡眠の質がUP!ストレス軽減も期待出来る成分「GABA」

睡眠は一日の疲れを取って、翌日の活力を生み出したり、傷ついた肌などの細胞を修復したりする、健康にとっても美容にとっても大切な時間。夜思うように寝付けない、睡眠時間は足りているはずなのになんだか体が重い……など、睡眠に問題を抱えていませんか?

今回はそんな方にとって救世主となるかもしれない成分「GABA(ギャバ)」についてご紹介します。睡眠だけでなく、ストレス軽減効果も報告されており、いま大注目の成分です。

 

■気持ちを落ち着かせるGABAは現代人が不足しがちな成分

GABAは、天然のアミノ酸で、体内では興奮を鎮めたり、気持ちを落ち着かせたりするような働きをする神経伝達物質として存在しています。通常は体内で十分な量が合成されるのですが、過度のストレスを受けると不足しやすくなったり、また加齢によっても合成量が減少したりすることがわかっています。ストレス社会を生きる私たちにとっては、まさに不足しやすい成分といえます。

食品で補うことも可能で、GABAを多く含む食品としては発芽玄米が知られており、また味噌やぬか漬けなどの発酵食品にも多く含まれています。そして最近ではより手軽にGABAをとれる商品としてお茶やコーヒー、チョコレートやクッキーなどのお菓子、サプリメントなども続々登場していて、摂取できる手段が広がっています。

 

■GABAをとった人ではよりグッスリ寝られたという結果が

GABAストレス研究センターが行ったGABAと睡眠の関係を調べた実験では、GABAをとった人ととらなかった人では睡眠の状態に差が出るという結果が得られています。

GABAをとった人は、とっていない人よりも早く寝付けたり、ノンレム睡眠という深い睡眠の時間が増えたりと、より効率的に体を休めさせることが判明。

また、「朝スッキリ目覚められた」と回答した人も多く、その効果がしっかりと実感できていました。

GABAをとるタイミングは寝る前でなくても、昼間にGABAをとっても十分効果が得られたという結果も出ています。昼食時や夕方の休憩時にGABAをとっておくことでも効果が期待できそうです。

 

■GABAは自律神経を整えて心を癒やしてくれる

GABAには他にもさまざまな効果が報告されていて、ストレス軽減効果もその中の一つです。同実験では、GABAを摂取した後の人の脳波では、リラックスしているときに現れるα波が増加し、逆に緊張したときに見られるβ波は減少していました。

GABAには乱れた自律神経の働きを整えて、ストレスを緩和したり疲労感を軽くしたりするなどの癒やし効果があることがわかったのです。

 

■1日28mg程度の摂取がおすすめ

GABAは1回28mg以上の摂取で自律神経のバランスが整い、血圧が下がる、眠りに入りやすくなるなど、ストレスを溜め込まず心身共に健やかな状態に。仕事でイライラしたときや、プライベートで嫌なことがあったとき、そばにGABAが入ったものを置いておくとあなたの味方になってくれるかも。

 

数々の研究によって睡眠の改善やストレスの軽減などの効果が確認されているGABA. 最近ストレスが多くてよく眠れていないなあという方は試す価値がありそうです。

※ 実験結果 ギャバ・ストレスセンターより引用 http://www.gabastress.jp/

圓尾和紀
管理栄養士/ファスティングマイスター
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。
TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。
著書“一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方”が2017年4月24日に発売予定。
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