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「かくれ脱水」は春こそ注意!室内温度・湿度にも気をつけて。

そろそろ5月。すでに初夏のようなぽかぽかした日射しの日もありますが、朝晩は風が冷たく、まだまだ寒暖の変化が激しい日が続いています。

教えて!「かくれ脱水」委員会によると、今年も既に、脱水症を伴い初期の熱中症と同じような症状で搬送される方が見られるようです。これは、恒温動物であるわたしたちの身体に備わっている体温調節機能が気温の変化に慣れていないために、十分機能できていないためだと考えられます。

 

気温の変化が激しい・生活環境が変わるこの時期は注意!

以前は、“気温の高くなりはじめ”や“湿度の高い日が続く梅雨時”の、カラダが暑さに慣れない時期に熱中症が増えはじめるといわれていました。しかし近年の日本における気候の変化は、春先の季節の変わり目でも脱水リスクを高めているそうです。

またこの時期は、就職や引っ越しなど生活環境が変わった方も多いでしょう。さらに、寒暖の差が激しい気候の変化があるにもかかわらず、春は身体を動かそうというポジティブな気持ちの変化もともないます。気候の変化と重なり、新たな脱水リスクを生んでいるそうです。

 

「かくれ脱水」の対処ポイント

教えて!「かくれ脱水」委員会 委員長の兵庫医科大学特別招聘教授医学博士・服部益治先生によると、「ちょっと身体が変だと思ったら、経口補水液を少し飲んでみる。」のが良いと言います。

「もちろん、ちゃんとした経口補水液は、その摂り方にも身体への吸収を考えた効果を生みやすい飲み方のルールがありますが、もはや経口補水液は身体に相談しながら摂っていいものかもしれません。」

 

室内脱水症状も注意

「脱水症」は炎天下の屋外で発汗を伴うような運動や労働をしたときに起こるというイメージが強いのですが、その多くは室内で起こるそう。

横浜国立大学 田中英登 教授によれば「同じ温度でも高湿度の方が暑く不快に感じ、低湿度のときにちょうどよく快適に感じます。その理由は人間の体温調節機能を快適な体温に保つために発する汗が、低湿度ではきちんと蒸発し気化熱によって体温を逃してくれるのに対し、湿度が高いと汗が蒸発しにくく十分に体温を下げられないので、更に汗をかくためです。最近のエアコンには人の温度を察知し、温度や湿度をコントロールできる機能などもついているので、湿度が50%から60%の状態になるように上手に利用しましょう。」

とのこと。室内の温度だけでなく、湿度も快適にコントロールする必要があるんですね。

最近のエアコンには人の温度を察知し、温度や湿度をコントロールできる機能などもついているので、上手に利用しましょう。

湿度を快適にコントロールする「デジクル制御」という機能を搭載。
出典: ダイキンrisora

「教えて!かくれ脱水」委員会では、日頃運動をしない人や、厚着が習慣になっている人、肥り気味の人、ストレスの多い人なども、カラダの体温調整機能が衰え、普段の生活で「かくれ脱水」になっている場合が多く、ほっておくと脱水症や熱中症へと症状が進みやすいと警鐘を鳴らしています。

これからレジャーを控え、さらに暑くなってくる季節。「かくれ脱水」にも注意してみましょう。

 

【参考】

※ 「教えて!かくれ脱水」委員会

 

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