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完全栄養食「卵」の栄養を余すことなく摂る食べ方

我々にとって身近な食材である“卵”。お子さんから大人まで親しみやすい食材であるだけでなく、食物繊維とビタミンCを除くほぼすべての栄養成分が含まれることでも知られていますよね。

では、その卵のせっかくの栄養を余すことなく摂る食べ方についてはどうでしょう?

 

卵1個に含まれるたんぱく質量は?

肌や髪、爪、筋肉の材料になったり、体内の調整に役立つホルモンの材料になったり、エネルギー源になったりする“たんぱく質”。近年、美容・健康のために意識的に摂取する人が増えてきました。そして、たんぱく質豊富な食材として挙げられるのが卵。

成人女性に推奨されるたんぱく質量は50~55g/1日なのに対し、卵1個には約6gのたんぱく質が含まれます。

その他にも、粘膜の健康や肌の健康、血流などに働くビタミンA、B群、E、ミネラル、アミノ酸なども豊富に含むのが卵なのです。

 

吸収がよいのは“半熟”

上記でお伝えしたとおり、卵にはいろいろな栄養成分が含まれます。ですが、調理次第でその栄養の吸収率が変わってくるのです。

卵にはたんぱく質をはじめ、ビタミンB群など高温や長時間の加熱により損なわれてしまう栄養成分が含まれるから。しかしその反面、生で食べると毛髪の健康に働く栄養成分の吸収が阻害されることも。

つまり、生ではなく加熱しすぎていない半熟(温泉卵)の状態で食べてあげることが理想的だと言えるのです。

 

ほうれん草との食べ合わせには注意

最後は食べ合わせについて。もし、ほうれん草と固ゆで卵の食べ合わせが好きな人がいたら、卵のゆで具合はぜひ半熟で。

上記でお伝えしたとおり、栄養の吸収にも関係するのですが、卵白に含まれるシスチンは加熱により硫黄成分を生成します。すると、硫黄成分によりほうれん草に含まれる鉄分の吸収が妨げられてしまうのです。とは言え、卵には鉄分の吸収に必要なたんぱく質も含まれるので、一緒に摂ることは絶対にNGというわけではありません。

ゆで時間は短めに。

 

卵好きのみなさん、ぜひ食べ方の参考にしてみてくださいね。

 

【参考】

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」- 厚生労働省

高木沙織
ビューティーフードアドバイザー
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。
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