【トレーナーが伝授!】さびつき肩甲骨をリカバリー!かんたん肩のストレッチ
リカバリートレーナーの伊藤晃一です。
今回はさびつき肩甲骨にアプローチするストレッチを紹介致します。
肩周りに重さを感じる。
ブラジャーのホックを後ろ手で外すことが出来ず、前に持ってくる。
指先を上にして直角に曲げた両肘を、胸の前でくっ付けることが出来ない。
などなど……
もしこれらに当てはまるものがあれば、肩甲骨がさび付いているかもしれません。
固まってしまった肩甲骨は肩こりを引き起こすだけではなく、身体全体のたるみや、疲労の蓄積と深く結びつきます。
一刻も早く肩の働きをリカバリーし、シャキッとした身体を手に入れましょう。
まずは基本の肩ストレッチ
まずは基本の肩のストレッチです。写真の通り、左肩から説明をさせていただきますが、左右どちらから行っても構いません。
まず左腕を前方へ出します。
身体の前でクロスさせるように、反対の腕で押さえ、左の肩の根元を手前に引っ張るようにします。
深呼吸を行いながら10〜30秒伸ばし、反対側も同じように行います。
1枚めのように伸ばしながら身体を回してしまったり、2枚めのように伸ばす側の腕が下がったり、猫背になってしまわないようにしましょう。
壁や柱を使った肩ストレッチ
次は壁や柱を使います。
写真では柱を使用していますが、壁の角などでも構いません。
伸ばす方の腕で柱につかまりましょう。
反対側の腕でクロスするように、肩の根元付近を押さえます。
つかんでいる柱と反対の方向に身体全体を捻るようにします。
深呼吸を行いながら10〜30秒ほどかけて肩の伸びをしっかりと感じましょう。
反対側も同じように行います。
床を使った肩ストレッチ
最後に床を使用した肩のストレッチを紹介致します。
床に向かって四つん這いになります。
伸ばす方の側の腕を、肘を伸ばした状態で床に対して真横に設置します。
肩が伸びるように、体重をかけていきます。この時、肩の位置が内側に入り込んでしまうと伸びが感じにくくなりますので、肩の付け根を床に対して垂直に下ろしていくイメージで行いましょう。
深呼吸を行いながら10〜30秒ほどかけてしっかりと伸ばしたら、反対側も同じように伸ばします。
いずれのストレッチも、凝り固まってさび付いた肩甲骨を引き剥がすようなイメージで取り組んでみましょう。
動作中痛みや違和感を感じたら動きを小さくしたり、中止して調整をしてください。
無理のない範囲で気持ちよく伸ばしてくださいね。