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「原液美容液」が話題!医師に聞く「美容液を使うなら原液」、そのワケとは

出典: 協和

SNSでも話題になっている『原液美容液』。美容液などに含まれる美肌づくりをサポートする成分が「原液」で使用できるので、より高いはたらきが期待できるといわれていますが、果たしてそれは真実なのでしょうか? また、各種多様な「原液美容液」が各社から発売されていますが、よりよい原液美容液を選ぶうえで気を付ける点などもあるのでしょうか? 「原液美容液」のおすすめの取り入れ方について、皮膚科医の日比野佐和子先生に伺いました。

出典: 協和

原液美容液、「原液」の定義がメーカーによって違う!?

「原液」の定義は難しいですが、基本的に美容成分自体が希釈されていない状態のことを示します。ただ、メーカーによっては成分を少々多めに入れているものを「原液」と呼称していたりするので見極めが大切です。

原料メーカーが製造している美肌に役立つ成分をそのままの状態の美容液を「原液美容液」と呼ぶべきでしょう。

原液は「成分濃度が濃い高級コスメ」、というイメージがありますが、少しの量をつけるだけで高い効果を得られる可能性が高いので、むしろ効率的な側面も。

「どんな成分が自分に合っているか」を見極められるから、敏感肌の方でも、自分の肌にあった成分が見つかるかも?

純度の高い成分、しかも、その成分のはたらきのみで肌にアプローチするのが原液美容液。原液美容液はその成分自体の持つ効果をダイレクトに肌に届けることが期待できます。

原液美容液は成分がとてもシンプルで余分な成分を含まないため、敏感肌の人にもおすすめできる場合が多いです。

また、原液美容液を使用すると、その成分自体が自分の肌に有効か否かを見極められるという大きなメリットがあります。通常の美容液には、複数の成分が含まれるため、肌に合わないリスクも高くなります。使用して効果を感じたときも、逆に、ちょっと肌に合わなかったなと思う時も、その製品に含まれるどの成分が影響を及ぼしたのかがわからないことが多いです。

自分のお肌にあった成分のみを原液で使用することで、肌トラブルを起こさず、強力なスキンケアができる可能性もあります。

その日の肌状態に合わせた「使い分け」がおすすめ

肌のコンディションによって必要な成分は異なります。その時のコンディションを改善するための成分を選んで、肌に届けられるのも原液美容液のよいところです。自分の肌傾向や弱点を鑑みて、今の肌に必要な成分を複数組み合わせて使用することもおすすめです。原液ごとに重ねづけをしましょう。

お悩み別 おすすめ「原液」 

①   『肌の透明感がほしい』という人は・・・プラセンタ

プラセンタは「胎盤」のこと。胎児が育つための成長を促す成分をふんだんに含みます。ビタミン、ミネラル、たんぱく質、核酸など、胎盤の栄養成分を人間の肌が恩恵を受けられるかたちに精製したものがプラセンタエキスです。

生命体を育て上げることができるのは、発育に必要なあらゆる栄養分と豊富な生理活性物質(体の働きを活発にする物質)が、胎盤に含まれているから。高い活性力を持つプラセンタを原液で取り入れることで、本来の輝きをサポートしてくれることが期待でき、透明感が期待できます。

プラセンタは、どの動物由来かどうかを確認して、万が一食べ物などでアレルギーのある動物があるならば、その動物由来ではないものを選ぶようにしてください。また、ビタミンCと一緒に使用すると、より美肌をサポートするパワーがアップするといわれています。

②   『リフトアップしたい』という人は・・・プロテオグリカン

乾燥肌を潤わせるといわれるヒアルロン酸と同等以上の保水力を持つのがプロテオグリカン。潤いが長時間継続するという実感を得る方も多く、お肌にハリと弾力を与えるリフトアップが期待できます。

③   『ハリ・弾力・潤いケアをしたい』という人には・・・コラーゲン

コラーゲンはたんぱく質の一種で、人間の皮膚の70%がコラーゲンでできているともいわれています。しかし、コラーゲンは年齢とともに減少し、質も劣化してしまいます。これが年齢とともに肌あれやクスミ、小ジワなどの原因に。コラーゲンを直接お肌につけることで補えるのがコラーゲン原液です。

一言でコラーゲンといっても、分子の大きいものだと皮膚に吸収されにくい場合も。

皮膚への浸透性が高く、細胞の生理活性作用も高いとされるジペプチド・トリペプチドとよばれる小さい分子のコラーゲンと、潤いが肌から逃げるのを閉じ込める大きな分子のコラーゲンの両方が含まれているサメ軟骨由来のコラーゲン原液などがおすすめです。

④   『肌のキメが気になる』という人は・・・セラミド

セラミドは、肌の表皮に存在する肌を守るのにもっとも重要と言われる成分のひとつです。敏感肌の方はセラミドが不足することが原因であるともいわれています。セラミドは、「使用したあとの変化を実感しやすい」という方が最も多い成分でもあります。

セラミド原液を取り入れる場合は、ヒトのセラミドに近いバランスを持っているものを選ぶようにしましょう。

⑤   『積み重なる年齢肌悩みをなんとかしたい……』という人には・・・ヒト幹細胞培養エキス

肌の表皮や真皮に存在する幹細胞を活性化して肌のターンオーバーを促す効果が期待できると「幹細胞コスメ」が話題ですが、ヒト幹細胞培養エキスを直接肌に塗ることにより、肌の表皮細胞や真皮細胞を活性化してくれる作用が期待できます。

ヒト幹細胞培養エキスは、ヒト由来の幹細胞を培養し、抽出することで作られます。ヒト幹細胞が分泌したコラーゲンやヒアルロン酸など皮膚組織に欠かせないタンパク質や、成長因子(グロースファクター)、サイトカインなど生理活性物質が豊富に含まれています。

これら有用成分を培養液に効率よく分泌させるには、培養中に実際に生体の中でおきるトラブルを模倣し、最適な酸素の量や温度変化、振動などの刺激を与える環境が必要です。この工程をきちんと行っているヒト幹細胞培養エキス原液を選びましょう。

ヒト幹細胞培養エキスを直接肌に塗ることにより、肌細胞になり変わったり、分化して、整肌効果が期待できます。

⑥   『お肌が弱りがち……敏感肌になってきた』という人は・・・LPS(リポポリサッカライド)

玄米や明日葉、ワカメやメカブといった食品からも摂取でき、免疫力に関わる成分として認識されているLPSは、お肌の免疫力も高めてくれる効果が期待できます。お肌が疲れやすかったり、ダメージが出やすいという方にもおすすめで、お肌が弱っているときでも取り入れやすい原液の1つです。

敏感肌の方にはアレルギー物質の少ない無農薬由来の成分を使用したものがおすすめです。

【参考】

株式会社協和

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