睡眠は免疫力に影響する!? いい睡眠が健康へのカギ

寝不足が続いてカラダの調子が悪かったり、風邪を引いたりした経験はありませんか? 「睡眠と免疫力は関係があるのかもしれない」と思っていても、詳細についてはよくわからない、という方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は睡眠と免疫力について、『青山・表参道 睡眠・ストレスクリニック』で院長を務めている中村真樹先生にお話を伺いました。

免疫力と睡眠の関係は?

睡眠と免疫力の関係については、「眠ることで心身の休養に繋がりますが、免疫力も同じように睡眠中に回復・強化されると言われています」と中村先生。

また中村先生いわく、「インフルエンザワクチン接種後の抗体産生量を比較した研究で、4時間睡眠の人たちは、8時間睡眠の人たちに比べて抗体量が半分以下だったとの報告があります(※1)」とのこと。

では、具体的に何時間の睡眠が必要になってくるのでしょうか?

日中のパフォーマンスが上がる睡眠時間は?

画像:kikuo/PIXTA(ピクスタ)

「2015年にアメリカ合衆国で発表された調査結果では、18〜64歳の人は7〜9時間睡眠の人が日中のパフォーマンス・健康度を上げていくためには望ましいと報告されており、こういった調査をもとに考えると、成人に必要な睡眠時間は7〜9時間とされています(※2)」と中村先生は言います。

とはいっても、7~9時間睡眠は、毎日忙しい方にとっては難しそうですよね。いかに質の良い睡眠をとるのかが重要になるのではないでしょうか。そこで、いい睡眠を取るためのポイントを中村先生に聞いてみました。

いい睡眠をとるためのポイント

画像:USSIE/PIXTA(ピクスタ)

いい睡眠をとるためには「規則正しく、快適な環境で眠る」ことが必要だと、中村先生は言います。

また、快適な睡眠環境の条件については、「湿度50~60%、室温16度(冬)~26度(夏)、静かな環境などがおすすめです」と中村先生。

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いかがでしたか? 睡眠と免疫力の関係について紹介してきました。紹介したポイントを心掛けて睡眠をとり、日々の生活を送るのもいいかもしれないですね。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
中村真樹
青山・表参道睡眠ストレスクリニック院長。日本睡眠学会専門医。東北大学医学部卒、東北大学大学院修了(医学博士)、東北大学病院精神科で助教、外来医長を務める。2008年、睡眠総合ケアクリニック代々木に入職。2012年から同病院の院長を務める。2017年6月青山・表参道睡眠ストレスクリニックを開院し、院長に就任。
青山・表参道 睡眠ストレスクリニック

【参考・画像】
※1 Karine Spiegel, John F Sheridan, Eve Van Cauter. Effect of sleep deprivation on response to immunization. 2002
※2 National Sleep Foundation’s updated sleep duration recommendations: final report
※rainmaker/kikuo/USSIE/PIXTA(ピクスタ)

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