「スーツを格好良く着こなしたい」と思っているビジネスパーソンは、多いのではないでしょうか。ただ、いくら質のいいスーツを着ていても、下っ腹が出ているとやや不格好に見えることもあるでしょう。
そこで今回は、パーソナルトレーナーである筆者が、“下っ腹”に効率よくアプローチする腹筋トレーニングをご紹介しましょう。すっと引き締まったお腹周りになれば、スーツも格好良く着こなせるはずですよ!
腹筋下部に強めの負荷を与える“レッグレイズ”

最初に紹介するトレーニングは“レッグレイズ”です。腹筋の下部をダイレクトに刺激します。
やり方はとても簡単です。床に仰向けになり、両手で床を抑え、足をそのまま垂直に上げるだけです。戻すときは床につくギリギリまで戻しましょう。
簡単なトレーニングですが、負荷がしっかりかかるので、おすすめのトレーニングです。足を真っ直ぐにしづらい人は、膝を曲げて行うと楽にできますよ。10回程度を目安にやってみましょう。
つねに腹筋下部を意識できる“ニートゥチェスト”

次のトレーニングは“ニートゥチェスト”です。その名の通り膝を胸に近づけるトレーニングになります。
まずは仰向けの状態から、上半身を起こし両手で支えます。伸ばした状態の足を高く上げてから、膝を胸に近づけるように曲げていきます。可能なところまで近づけたらまた足を伸ばすという動作を繰り返していきます。これも10回程度ゆっくりと行ってください。
左右の足を引き寄せる“マウンテンクライマー”

最後のトレーニングは“マウンテンクライマー”です。このトレーニングは腕立て伏せの状態から、片足を頭の方へ上げます。膝を曲げきったところで切り返し、元の体勢に戻ります。次は反対側の足で同じ動作をし、左右交互に繰り返していくトレーニングです。
下腹部だけでなく腹筋の横の腹斜筋の部分も鍛えたいという人は、膝を曲げきった際に内側に膝を入れ込んでみましょう。このときには、カラダは下を向いた状態を維持し、膝を入れ込んだ方向にカラダが流れないように耐えましょう。
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いかがでしたか? 今回は下腹部にアプローチする腹筋トレーニングを3種類ご紹介いたしました。ぽっこりお腹から引き締まったお腹に生まれ変わって、スマートにスーツを着こなせるように頑張りましょう。
【画像・参照】
※【IWJ】Image Works Japan /PIXTA(ピクスタ)