おうち時間が増えると、子どもと接する機会が増えますよね。親子のコミュニケーションの1つとして、“腕相撲”をするという親子もいるのでは?
子どもが小さいうちは余裕で勝てるかもしれないですが、数年経つと「あれ、こんなに力が強かったか?」と負けそうになって驚いたという人もいるのでは? 子どもの成長は嬉しいものの、いつまでも憧れの“強いお父さん”でいたいですよね。
そこで今回は、パーソナルトレーナーである筆者が、「腕相撲で子どもにはまだ負けられない」という父親向けのトレーニングをご紹介します。
前腕の筋肉を刺激する“リストカール”

最初に紹介するのは“リストカール”です。このトレーニングでは前腕の筋肉にアプローチしていきます。
椅子に座り、ダンベルなどの重りを持った状態で、太ももに沿って前腕を置きます。前腕がぶれないように、手首の曲げ伸ばしを行います。伸ばす際に力を抜かず、ダンベルに振り回されないようにゆっくり行いましょう。
ダンベルは重すぎても負担がかかりすぎるので注意が必要です。腕の曲げ伸ばしを20回程度行えるくらいの重さのダンベルにしましょう。
上腕二頭筋にアプローチする“アームカール”

次に紹介するトレーニングは“アームカール”です。このトレーニングでは“上腕二頭筋”にアプローチしていきます。
ダンベルなどの重りを持って直立します。手のひらの方向を上に向けて、ダンベルをもち、胸の前あたりまでダンベルを引き上げます。この時に、肘の位置はカラダの真横よりやや前あたりをキープしてください。ダンベルを引き上げる時は、内側にやや巻き込むように上げるといいでしょう。
この動きを15回ほど行ってください。ダンベルの重さはあまり重くしすぎないようにしましょう。
カラダに近付ける“ハンマーカール”

最後に紹介するトレーニングは“ハンマーカール”です。このトレーニングでは“上腕筋”という部分にアプローチしていきます。
トレーニング方法は先ほどご紹介した“アームカール”とほぼ同じなのですが、ダンベルの持ち上げ方が少し違います。ダンベルを持ち上げる際に、手のひらの方向はカラダに向けたまま、ダンベルを持ち上げます。
この動作を15回程度行ってください。このトレーニングでもダンベルは重すぎないように注意しましょう。
【関連記事】「ぽっちゃりお腹」どうする?トレーナー直伝の“腹筋”で効率よく引き締めよう
いかがでしたか? 今回紹介したトレーニングで腕の筋肉を効率よく鍛えていきましょう。
【画像・参考】
※A_Team/PIXTA(ピクスタ)