薬を飲み忘れたらどうする?「フォロワー10万人超の薬剤師」が教える、薬の基本

風邪や花粉症のときなど、カラダに異変が出たときに強い味方になってくれる薬。万が一に備えていつも薬を携帯しているという人もいると思います。

しかし、薬について基本的なポイントを理解していないケースも案外あるのではないでしょうか。「処方薬と市販薬の違いって?」「ジェネリック医薬品は普通の薬と何が違うの?」「予備として余った薬をためていいの?」など、さまざまな疑問を持つ人もいるでしょう。

そこで今回は、SNSで多くの人から支持されている薬剤師のキクオさんに、薬の基礎知識について聞いてみました!

処方薬と市販薬の違い

画像:Joyseulay/Shutterstock

——処方薬と市販薬の違いについて教えてください。

処方薬は簡単にいうと医師の診断をもとに処方され、医療保険が適応される薬を指します。医師が発行する処方せんがなければ薬を渡すことができません。

市販薬はドラッグストアなどで“処方せんがなくても購入できる薬”と覚えると良いでしょう。両者の違いは処方せんの有無ですね。

今更聞けない…?「ジェネリック医薬品」とは何か

画像:PENpics Studio/Shutterstock

——ジェネリック医薬品とはどんな薬ですか?

そもそもジェネリックとは、英語で“一般的な”という意味を持ち、ジェネリック医薬品とは新薬の特許が切れた後に販売をする薬を意味します。

そのため、ジェネリックという呼び方以外に後発品の薬とも呼ばれることがあります。新薬と有効成分は同じで、同等の効果があると一般的にいわれています。

——ジェネリック医薬品の安全性やメリットについても教えてほしいです。

基本的にジェネリック医薬品だから安全性が低いということはありません。ただ、添加物などに違いがある場合があります。

ジェネリックの特徴の1つが値段の安さです。日本の医療費削減にも貢献しているのがジェネリックといえるでしょう。

飲み忘れたときの対応は?

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——薬はすべて飲み切ったほうがいいのでしょうか?

薬によって飲み切った方がいいものと、そうではないものがあります。ただし、抗菌薬は耐性菌の問題から最後まで飲み切るケースが多いです。

——市販の薬を買ったときには飲み合わせには注意したほうがいい?

はい、注意して下さい! そのために薬剤師がいると思っているので、薬のことでわからないことがあれば何でも聞いてみてください。

——薬を飲み忘れたときはどうすればいいのでしょうか?

医師の指示に従うようにしましょう。また、体調の変化に問題がないかを伝えてください。

薬の種類によって服用を忘れた後に飲み方が変わることもあります。例えば、時間指定の薬もありますし、スキップしてもかまわない場合もあります。

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今回は薬の基礎知識についてご紹介しました。薬を買うとき、服用するときのためにぜひ参考にしてみるといいでしょう。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
キクオ
薬剤師ブロガーとして、ブログをはじめSNSや自身のメディアを通して医療情報を毎日発信している。医療関係者や薬学生にとって役立つ情報を分かりやすく伝えた内容は多くの人から支持を集め、2021年3月現在Instagramのフォロワーは10万人を超えている。

【ブログ】薬ロマ
【SNS】YouTube:薬剤師キクオ/Instagram:@kikuo1005

【画像・参考】
※pikselstock・Joyseulay・PENpics Studio・fizkes/Shutterstock

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