“暴飲暴食”を回避する方法とは…!? 精神科医が教える「ストレス発散法」

仕事、人間関係、家庭のトラブルなど……生きていく中でストレスを感じてしまうことも多いと思います。なかにはストレスが溜まるあまり、暴飲暴食に走ってしまう人もいるのではないでしょうか? 暴飲暴食をすれば一時的に気分は晴れるものの、カラダへの負担が心配であることから、その癖を治したいという人も多いと思います。

そこで今回は、精神科医のSidow先生に、暴飲暴食をしてしまう原因や、おすすめのストレス発散方法について聞いてみました!

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暴飲暴食をしてしまう原因とは?陥りやすい人の特徴も分析

画像:flotsam/PIXTA(ピクスタ)

——ストレスが溜まると暴飲暴食をしてしまうことがあるのはなぜなのでしょうか?

普段やってはいけないと思っていることや制限していることは、ストレス発散の方法として選びがちであるからではないでしょうか。

食べすぎはよくないというブレーキが心の中に本来あると思うのですが、ストレスが溜まると普段抑圧していることをやってしまいたくなる心理が働くのだと考えられます。

そのため、ストレス発散の方法として、お金を使いすぎたりお酒を飲みすぎたりする人がいます。その行動の1つとして、“過食”に走ってしまう人もいるのでしょう。

——ストレスによる暴飲暴食をしやすい人はどんなタイプですか?

私の経験上、普段食事に気をつけていたり健康に対する意識が高かったりする人が暴飲暴食につながりやすいと考えています。

ストレス発散は「衝動の置き換え」が大切!?

画像:8×10/PIXTA(ピクスタ)

——ストレスが溜まりすぎると、免疫力の低下につながることもありますか?

過度なストレスによって自律神経のバランスが崩れやすくなり、カラダの不調が出てきてしまうこともあるでしょう。ストレスがかかっている“緊張状態”が長く続くと、カラダが疲れやすくなってしまう恐れがあります。

それは本来カラダのあるべき姿ではないと思いますし、カラダの不調にもつながってくると考えられます。

——暴飲暴食をしたあとに罪悪感に陥ってしまう人も多いようですが、そのような心理状態はメンタル的にはマイナスなのでしょうか?

確かに、食べている瞬間はストレスを発散している感覚にはなると思われます。しかし、冷静になったときに「食べすぎてしまった」などと思って落ち込むという意味で、マイナスな感情になることもあるようです。

——こういった暴飲暴食をやめたり、衝動を抑えることは可能でしょうか? 代わりとなるストレス発散方法があれば教えてほしいです。

ストレスが溜まったときに衝動が出ること自体は仕方がないものだと考えます。大事なのは、衝動を別のものに置き換えることです。

衝動を置き換えるようなストレス発散方法として、あとで振り返ったときに後悔しないものを選ぶことがおすすめです。例えば、個人的におすすめなのは、運動したりカラオケに行ったりするなどですね。

暴飲暴食は、一時的にはストレスが解消される場合があっても、そもそもカラダに負担がかかりますし、また、時間が経って後悔してしまうような状況に陥ることもあるので、長期的な視点から考えてもおすすめできません。

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いかがでしたか? ストレスによる衝動とうまく付き合いながら、穏やかな生活を送りたいものですよね。ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

<プロフィール>
Sidow
精神科専門医。SNSを通して心理に関するトピックを発信しており、YouTubeチャンネル『メンタルドクターSidow』も運営している。6万8千人のチャンネル登録者数を抱え(2021年5月時点)、『YouTube NextUp 2019』の代表にも選抜された。
Twitter:@dr_sidow

【画像・参考】
※flotsam・flotsam・8×10/PIXTA(ピクスタ)

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