“自律神経”って一体何!? もし乱れてしまったときの改善法とは?

皆さんはよく“自律神経”という言葉をよく耳にしませんか? 聞く機会は多い一方でいまいち詳しく理解できていない……という人もいると思います。

そこで今回は、自律神経とは一体何であるのか、その乱れがもたらすカラダの不調をどう改善するのかを、現役内科医であるドクターハッシーがYouTubeで説明しているので見ていきましょう。

自律神経とは何をしている神経なのか?

画像:ドクターハッシー/内科医 橋本将吉 /YouTube

ドクターハッシーによると、“自律神経”とは「内臓を動かす神経のこと」とのこと。

意識的に動かせる手足は「脳から手足に向かう神経を通って手足の筋肉を刺激して手足を動かす」仕組みになっていると動画内で述べられています。さらに「内臓には(運動野が)つながっていないので意識的に動かす事が出来ない」とドクターハッシーは続けます。

つまり、手足は「意識的に」動かせますが、内臓は「勝手に」「自律的に」動いています。この内臓を動かせる神経のことを“自律神経”と呼ぶとドクターハッシーはいいます。

そして、この自律神経は「勝手に動いてしまうので、ストレスを感じたりすると勝手に内臓」が動いてしまうらしく、その状態が自律神経失調症だと語りました。

自律神経失調症は周囲の人からの理解が必要

画像:ドクターハッシー/内科医 橋本将吉 /YouTube

また、「自律神経の働きを“正確に調べることができる検査方法”が(現時点で)無い」ために、周囲の人からの理解を得られにくく患者自身の心を苦しめていることもあると語ります。

「自律神経失調症は検査結果だけでは語ることができない病気だということを多くの人に理解してもらいたいと思います」と述べるとともに、YouTubeではドクターハッシー独自の“自律神経を整える3つのメソッド”を紹介しています。

自律神経を整える3つのメソッド

(1)「自分をよく知る」

ドクターハッシーいわく「最も大切なのは“自分を良く知る”ということ」だそう。

「自律神経の始まりは脳の奥の方の“視床下部”という所です。そこは脳の凄く奥の方なので感情や本能と凄く関係しています」といいます。

その構造を踏まえて「自分はどういうときにイライラしてどういうときに悲しくなってどういうときに疲れてしまうのか」を知ることが大切だと語ります。「自分を良く知る事が出来るようになると色んな事に先回りして対策を立てられるようになって嫌なことが少なくなってすごく楽になります」とのこと。

(2)「本を読む」

また、自分のことを良く知る方法でもあるのが「“本を読む”という方法」だといいます。

知識の宝庫である本を読むことで「自分の言葉が正しいのかどうか、どこが足りないのかなど、色んなことを教えてくれます」とドクターハッシー。

さらに小説やライトノベルなどに登場するキャラクターを通じて「いろんな人の気持ちを知る事が出来て」さらに「自分の感情も理解出来る」ことにつながるとおすすめしています。

自分の興味のある分野に関する本を読むことから始めてみましょう。

(3)「やることを絞る」

3つ目のメソッドは「やることを絞る」ことです。

ドクターハッシーは、限られた時間でやることがあふれると「どうしても人間って感情が疲れてパンクしちゃうんですね」と述べています。これは「忙しい人にありがちな自律神経の乱れ方」だといいます。

「やることを絞る」うえでポイントになるのが「優先順位のつけ方」です。「優先順位がつけられればメンタル的に落ち着いて自律神経が落ち着く」のだとか。日々の生活で忙しさに追われていると感じる方はぜひ意識してみるといいかもしれないですね。

以上、自律神経の詳細や自律神経を整えるメソッドをご紹介しました。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【引用元】
『ドクターハッシー/内科医 橋本将吉』/YouTube

【画像・参照】
※Giovanni Cancemi/shutterstock

<プロフィール>
ドクターハッシー・橋本将吉
現役の内科医師で、日本内科学会、日本医学教育学会、日本病院総合診療医学会、日本心療内科学会に所属している。YouTuber「ドクターハッシー」として健康情報を発信しつつ、未来の医師を育てる医学生のための個別指導塾「医学生道場」の代表も務める。