巷でよく見聞きする“免疫力”という言葉ですが、皆さんはどこまで理解できていますでしょうか?

現役内科医・ドクターハッシーは、免疫力を「ばい菌が入ってきても生き残るための力」だと表現しています。
そこで今回は、ウイルスとの戦いに「負けないようにそして乗り切れるようにするための力」を維持するため、ドクターハッシーがすすめている“3つの方法”をご紹介いたします。
筋肉をつけるための運動が重要!

免疫力を維持するルーティンのひとつめが「全身の筋肉をつける」こと。
ドクターハッシーによれば、筋肉には「エネルギーを作り出すための『糖分』がたくさん含まれて」おり「筋肉自体もアミノ酸というものが集まったたんぱく質」であるそう。そのような「栄養の塊」である筋肉はウイルスと戦うときに「打ち勝つためのエネルギー源になる」ので、全身の筋肉をつける運動が大切だといいます。
筋肉をつけるには“魚と野菜”を摂ること

筋肉をつけるためには「魚と野菜を食べましょう」とドクターハッシー。
「魚はたんぱく質の塊」で「筋肉に変わります」と語っており、それと同時に「筋肉をつけるためにはビタミンも大切」だと説明します。野菜には「ビタミンが沢山含まれて」おり、魚とともにさまざまな種類の野菜を食べることをおすすめしていました。
腹式呼吸が大切!?

3つ目のルーティンとして「呼吸筋のトレーニング」を紹介するドクターハッシー。
呼吸ができると「しっかり身体の中に酸素を取り込めるようになって」ウイルスとの戦いに「耐えられるようになると考えられます」と呼吸の重要性について主張。そんな呼吸筋を鍛えるトレーニングとしてドクターハッシーは“腹式呼吸”を提案します。
具体的な方法はまず少し軽く息を吸って、吐く際に「お腹に力を入れるのを意識」すること。「口をすぼめておくと横隔膜に負担がかかり、苦しく」なっていいのだそう。
ドクターハッシーがいうには、手術前後に「手術の痛みで呼吸が浅くなったりしないように」「回復が早くなったりするように」行われており「医療現場では結構有名な方法」なのだとか。どの方法も大きく生活習慣を変えなくとも取り入れられることなので、日々の生活で意識してみるのもひとつの考え方かもしれませんね。
以上、ドクターハッシーによる免疫力の維持が期待できる“3つの方法”をご紹介しました。
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【引用元】
※『ドクターハッシー/内科医 橋本将吉』/YouTube
【画像・参照】
※eldar nurkovic/shutterstock
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