長いキャリアにおいて、仕事に対するやる気があまり高まらないときもあるでしょう。部下がそのような悩みに直面したとき、上司としてうまくやる気を引き出したいものですよね。
そこで今回は、アンケート調査から見えた働く人たちの本音を読み取ることで、やる気を引き出すために大切なポイントをご紹介します。
9割以上が「やる気が出ないときがある」と回答

株式会社ビズヒッツが運営するメディア『Biz Hits』は、働いている30代の男女に“仕事のやる気”にまつわるアンケート調査を実施。まず、「仕事のやる気が出ないときがある」といった質問には94.4%の人が“ある”と答えました。日々やるべきことに追われる仕事は、時として自分の心やカラダが追い付いていかないことがあるものですよね。では、具体的にどのような原因によって仕事に対するやる気が削がれてしまっているのでしょうか?

回答者の声を見てみると「寝不足や体調不良」が一番多いほか、「人間関係に問題がある」「頑張りが評価されない」「失敗した/怒られた」といった意見も目立ちました。自身で体調管理をすることも大事ですが、後の意見についても上司の考え方次第で改善していけるものではないでしょうか。
部下のやる気を引き出す上司の行動とは?

一方、仕事のやる気が出る要因についてもアンケート。「人間関係がよい」職場が、やる気の出る要因として一番多くの回答が集まる結果に。具体的には「上司にも自分の意見を伝えられる風通しの良い風土」といった声が寄せられています。
また、3位には「評価される」という要因がランクイン。「自分の仕事を正当に評価してくれる環境」といった意見があるように、自分の努力や結果が認められることでやる気につながる人が多いようです。
以上より、上司が部下のモチベーションを上げるためにできることとして、まずは“信頼関係の構築”が大切だといえるでしょう。そのために、部下の意見や考えをしっかり聞いたり、いざというときにサポートしたりする姿勢が肝心でしょう。部下の仕事に対しても、感情に任せて怒るのではなく良い点・悪い点を冷静かつ客観的に伝えることで、モチベーションをうまくコントロールできるのではないしょうか。
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いかがでしたか? 今回は部下のやる気を上げる方法についてご紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考・画像】
※30代に聞いた!仕事のやる気が出ないときランキング|男女500人アンケート調査 – PR TIMES
※jessie/PIXTA(ピクスタ)