「お世話様です」はNG…!? ベテランも新人も間違える“マナー違反な敬語”4選

言葉遣いは、その人の品格を表すといっても過言ではありません。正しくきれいな言葉遣いは、相手との信頼関係を築く上でもとても重要です。今回は、よく使ってしまいがちなNG表現を、ビジネスマナー講師である筆者がご紹介します。

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「お世話様です」が間違っている理由、正しい使い方とは?

画像:mits/PIXTA

「お世話様です」と「お世話になっております」はどちらも同じ意味のように感じますが、少しニュアンスが異なります。「お世話様です」と言う表現は、感謝の意味だけでなく労いの意味が含まれています。労うという行為は、目上の人から目下の人への行為です。イメージとしては「よくやってくれた、ありがとう」のような感じでしょうか。ですから、上司やお客様に対して「お世話様です」と表現するのは失礼にあたりますので、使わないように注意しましょう。

一方「お世話になっております」は「世話になっている」の謙譲語表現ですので、敬意が含まれています。ビジネスシーンではこちらの表現を使うようにしましょう。また、「お世話になります」はこれから関係性を深めていく相手に対して使うといいでしょう。

「少々お待ち下さい」が間違っている理由、正しい使い方とは?

画像:HM/PIXTA

間違いではありませんが、状況によっては威圧的に感じたり、誤解を招く可能性もあるので注意したい表現です。

まず、「お待ちください」と言い切る表現は命令形ですので言い方次第では威圧的、強制的な印象を与えてしまう可能性があります。特にこちらの事情でお待ちいただく場合は、相手の意向を伺う事もマナーの一つですので、「お待ちいただけますか」のような依頼形に変化させると丁寧さが増すでしょう。

次に「少々」という表現ですが、「少々」とはどのくらいの時間をイメージしますか。恐らく、1,2分くらいの感覚ではないでしょうか。ですから、ほとんどお待たせすることなく対応できる場合は「少々お待ちください」という表現でも問題ないでしょうが、5分以上お待たせする場合は、「少々」という表現では相手の感覚と大きなズレが生じてしまい、場合によってはクレームになる事もあります。

お待たせする場合は、状況を判断し「しばらくお待ちいただけますか」や「10分程かかりますがよろしいでしょうか」など、どのくらい待たせるのかを分かりやすく表現しましょう。

新社会人が間違いがちな敬語とは?

画像:HAteruma/PIXTA

新社会人は先輩や上司から色々なマナーを教えてもらっていると思います。教えてもらった時に「参考になりました」と言っていませんか。「参考」というのは、自分が決断するときの判断材料の一つにするという意味があります。つまり、先輩や上司から教えてもらったことは、参考程度に聞いておきますとい意味合いになり、失礼な言い方になってしまいます。

このような場面では、「勉強になります」と伝えるといいですね。先輩や上司からの教えてもらったおかげで知識が増えたというニュアンスがプラスの印象に繋がります。

ベテランの会社員でも間違いがちな敬語とは?

画像:【IWJ】Image Works Japan/PIXTA

お褒めの言葉を頂いたり、お礼を言われたりすると「とんでもございません」と謙遜して使うことが多いかと思います。違和感を感じない人も多いかと思いますが、実は誤った表現です。「とんでもございません」は「とんでも」と「ない」で分けて、「ない」の部分を丁寧な表現で「ございません」と言い換えています。しかし「とんでもない」で一つの言葉なので、「とんでも」と「ない」で分けることがそもそも間違っているといえます。「とんでもないことでございます」が丁寧な言い方ですが、「とんでもないです」という言い方で問題ありません。

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いかがでしたか? 無意識に使っている言葉遣いや表現が、相手を不快にさせていることもあるので、今一度確認してみましょう。もちろん、言葉だけでなく、声のトーンや表情などでも伝わり方は大きく異なりますので、言葉遣いと合わせて表現力も磨いていきたいですね。

【画像・参考】
※アン・デオール ・mits・HM・HAteruma・【IWJ】Image Works Japan /PIXTA(ピクスタ)

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